〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
手打麺祭 かめ囲(東京・柴崎)
2022年6月に柴崎駅から徒歩4分ほどの場所にオープンした「手打麺祭 かめ囲」は、オープンして間もなく行列ができる人気店となっている手打ちラーメン店です。
店主の亀井 康太氏は、食品系の大学時代に自分のラーメン店を持ちたいという夢を抱き「煮干しつけ麺 宮元」にて6年間修業をしながら、独学で麺打ちの技術を磨いたそうです。独立までの1年間は、修業先で月に2回「手打中華そば 亀庵」という名で営業していましたが、柴崎の現店舗と出合い、満を持して開業に至りました。
オーダーが入ってから提供する人数分の麺を打ち始めるという、打ち立て麺にとことんこだわっていて、そのクオリティの高さは多くの麺好きを唸らせています。麺は店名の由来にもなったうどん粉の「麺祭」や薄力粉「かめ特上」、中力粉や数種類の小麦粉をブレンドし「手打麺祭 かめ囲」ならではの自家製極太麺を作り上げています。弾力があり、コシの強い麺にするためには、折り畳み、踏み、鍛えるという工程を何度も繰り返し、かなりの労力が必要。「打ち立て麺の魅力を味わって欲しい」という、若く情熱溢れる亀井氏だからこそ作れる麺と言っても過言ではないでしょう。
スープは小田原の「湘南どり」と鹿児島の「黒さつま鶏」、カモなどの鳥素材をメインに、豚や魚介類の乾物のうま味が、絶妙なバランスで合わさっています。甘味、うま味があり、しっかりコクもある、柔らかくて深みのある味わいです。
メニューは国産豚肩ロースの低温レアチャーシューや極太メンマの入った「手打中華蕎麦(醤油・塩 )」(各980円)や、厚切り豚ステーキがドンとのった「あぶらそば(こってり鶏油・こっさり煮干)」(各980円)、それぞれに手打ちワンタンやこだわりの具材が豪華にのった「特製手打中華蕎麦」「特製あぶらそば」(各1,350円)があります。
そのほか、日によって具材が変わる「気まぐれ肉ごはん」(380円)や、「鴨肉寿司」(320円)などのサイドメニューも。
16坪の店内は亀にちなんだ緑色を使った内装で、明るい雰囲気。カウンター席が10席あり、ガラス張りの麵打ち場は、外から作業を見ることができます。店内の色々なところにいる亀を探すのも楽しいですよ。箸置きも、もちろん亀です。
開店してすぐに柴崎の人気ラーメン店になった「手打麺祭 かめ囲」。行列ができていたり、打ち立ての麺を使用するため提供まで時間がかかったりするので、訪れる際は時間に余裕を持っておでかけください。
食べログレビュアーのコメント
『特製手打中華蕎麦塩 1350円+メンマ200円
なかなか来られないので、特製+メンマ増し。
スープ
鶏油が結構強いですね。もしかしたら鴨油?
スープは鶏を土台としつつ、鴨と、豚も結構強め。
バランスを取るというよりも足し算のスタイル。
豚がスープに厚みと力強さを与えています。
麺が注目されがちですが、スープも美味いです。
麺
オーダー後に打ち、切り、茹でるスタイル。
かんすいは使っているものの、うどん感がありますね。
打ち立てなので熟成もされていないフレッシュな麺。
その点でもラーメン的ではないですが、素直に美味しいと思える麺です。
トッピング
チャーシュー美味いですね~
味玉も焼き印をいれることでおしゃれに。
丼面全体を見ても、バランスがよく美しい。
美しいものは大体美味い。これ真理。
総論
麺はもちろん、スープも美味い!
家からかなり遠く、連食がNGという点から
なかなか訪問はしづらいけれど、
一杯のクオリティという意味では
最高峰に近いレベルだと思います。』(ぽちのかいぬしさん)
『念願のかめ囲さん
麺も具材も1つ1つこだわりとパワーが詰まってて感動
仕込み大変だなぁ、ずっとお会いしたかっためんまさん
素敵でした
手打ちの麺はもちもちの食感に、煮干しのお出汁を濃く感じるタレが気持ちよく絡みます
マキシマムこい卵の煮卵は、他店以上にお出汁を感じます
ごりごりのめんまは食べ応え抜群、こんな立派な物を戻すのは大変でしょう
いりこのお出汁がセットには付いてきて、これが脂を気持ちよく流してくれます。
チャーシューも食べ応えの焼きと、しっとりレアの2段構え
ワンタンの皮も自家製でもちもち 中は肉の旨味
最高の1杯でした』(新宿うに姫たるちゃんさん)