3. 昭和の雰囲気たっぷり銀天町の名店|米久

西鉄雑餉隈駅から徒歩5分、ディープな雰囲気が漂う銀天町の一角で愛され続けているのが「米久(よねきゅう)」。創業60年を超えるホルモン酒場です。メニューの筆頭に掲げられた「ホルモン焼き」は、コリッコリッとした食感が格別。甘ったるさや脂っぽさがないので、スイスイといけちゃう代物です。

甘ダレのかかる肉厚なレバー焼きやハツ焼き、コブクロは“焼き”または“茹で”どちらも美味。ホルモンメニューは1品500円というリーズナブルさにも驚きます。じっくりと炊いた豚足がほろっトロッとほどけるスープ仕立ての「豚足かまあげ」(500円)も名物。飲んだ後に食べると、体の芯からじんわりと癒やされます。

一品料理はプラス450円で、ご飯・豚足スープ・キムチ付きの定食にすることもできます。ホルモン焼きで一杯飲んで、ニラレバーかカルビ焼きを定食にして……なんて最高ですよ。店内はカウンター席がメイン。1人や2人でしっぽりと楽しみたい、古き良き老舗です。