ぬか漬けでおいしさ倍増。腸活にも取り入れることができる肉料理!

特上タンのぬか昆布〆焼き 2,000円

厚切りにスライスした特上タンは、片面に塩麹入りのぬか床を塗り、もう片面に昆布を敷き、24時間かけて旨みを浸透させたもの。昆布〆の力強い旨みの後で、段々とぬか漬けの特徴的な香りが広がります。

食感を豊かにするだけでなく、旨みや香りの広がり方にも一役買っているタン上部の切込み。ぬかを使用したオリジナルブレンドのスパイス、自家製柚子胡椒、白ネギごま油など、味わいの変化も計算し尽くされた一皿です。

恵比寿ぬか漬け肉寿司 2,000円

〆の一品として人気急上昇というのが、牧草のみで飼育されたグラスフェッドビーフのハラミと霜降り和牛のヘッドバラ、2種類のぬか漬け肉を食べ比べできる土鍋ご飯。海苔を巻いて手巻き寿司にするも良し、混ぜ込んでちらし寿司風にするも良し。

赤身の淡白な旨み、和牛の上質な脂を同時に楽しめる

こちらは腸活を意識して、酢飯をしっかりと冷ましているのも特徴。消化、吸収されにくいレジスタントスターチ(難消化性デンプン)の量が増加し、炭水化物ながら食物繊維と同様に腸内環境を改善させる効果が期待できるそう。味付けにはバルサミコ酢を使用しており、お肉との相性も抜群です。

お店があるのはかつてヱビスビールを運ぶ荷馬車が往来していたビール坂

お店の目標は「恵比寿ぬか漬け」を地域の新しい名物にすること。非公式ではあるそうですが、ぬか床にもヱビスビールを使用しているとか。料理の味だけでなく、お客さんの体調を整え、さらには街を盛り上げる取り組みにまで、最大限にぬか漬けのパワーを役立てている「ebisu NUKA factory.」。皆さんもお店に足を運んで、新しいぬか漬けカルチャーを楽しんでみてはいかがでしょうか?

※価格は税込。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

※営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

撮影:佐藤潮

文:佐藤潮・食べログマガジン編集部