昼だけの贅沢! コスパ抜群の和定食

宮城の銀鮭を生・揚・焼で食べつくす

「サーモンづくし定食」950円

なんと、丼、フライ、焼き魚の3品もついて、オール銀鮭。その名の通り、サーモンづくしな定食なのだ。刺身で食べられる高品質で高鮮度な銀鮭を惜しみなく使用し、生・揚・焼を一度で楽しめるのは貴重。

 

仙臺いろは編集部

宮城の銀鮭をこの価格で味わえるなんて。それも、3品も! 実家が漁師で、一匹まるごと仕入れているからこそできる贅沢な食べ方とやさしい価格に、感涙です。

サーモン丼

ハッとするほど鮮やかな色と、脂が乗ったとろけるような身。銀鮭の醍醐味をダイレクトに味わえる丼から、まずは味わって。

 

仙臺いろは編集部

ミニサイズながら、ご飯が見えないほどサーモンがのっていて幸せ。

サーモンフライ

衣はサクッと、中はふわっと肉厚。刺身用と同じサーモンを使い、注文後に衣をつけて揚げてくれるから、鮮度もおいしさも格別なのだ。

 

仙臺いろは編集部

サーモンフライは特に絶品! ドーンと3枚ものった「サーモンフライ定食」(850円)もおすすめです。

サーモンの焼き漬け

焼いたサーモンを醤油ベースのタレに漬け込んだ焼き漬けは、ご飯が進む味。定食のご飯は大盛り+50円、おかわり100円。

 

仙臺いろは編集部

こんなに食べられるかな?という心配は無用。むしろ、ご飯を増量する人が多く、女性でもペロリと完食です。

週替わり定食も魅力で、毎週通いたくなる

「本日の定食」1,000円。内容は週替わり

取材時は、イワシフライと刺身のセット。サーモンフライと同様に、注文を受けてから揚げる新鮮なイワシは、特有の臭みがなく、サクッと軽やかでジューシー。過去には、真鯛の漬け丼、白身魚とナスの揚げ出し、マグロフライ、チキンカツ、ハムカツなど。魚だけではなく、肉も登場する。

 

仙臺いろは編集部

2021年11月に泣く泣く値上げをしたそうですが、それでもこのボリュームで1,000円ポッキリ。良心的すぎませんか?

夜は宮城の地酒と一緒に

好きな魚を選べるお造り

「刺身三点盛り」990円

あゆ川に来たら必食の刺身は、二点盛り(890円)と三点盛りがあり、その日のラインアップから好きなものを選べるのがうれしい。写真は左から自家製シメサバ、いけすから取り出してさばいたつぶ貝、前日に締めたばかりのヒラメ。

 

仙臺いろは編集部

日本屈指の捕鯨基地としても有名な鮎川浜で獲れた、クジラの刺身(950円)もぜひ!

実は鴨料理も名物

「竜田揚げとつくね揚げ」890円

自然豊かな蔵王山麓で育ったフランス鴨(バルバリー種)を使用。竜田揚げとつくね揚げの2種類を味わえる一石二鳥なメニューだ。

鴨肉ならではの噛みごたえを楽しめる竜田揚げと、ネギ入りのつくね揚げ
 

仙臺いろは編集部

合鴨ではなく、国産のフランス鴨なのが珍しい。脂身があっさりしていて肉肉しさがなく、上品な味わいです。

アットホームなおもてなしと満足度が高い料理

半個室風に仕切られた小上がり席は、靴を脱いでくつろげる掘りごたつ式

昼から海鮮を食べたくなったら、あゆ川へ。夜は喫煙可能につき、小学生以下の来店は不可。大人だけが許される空間で、刺身や鴨料理をつまみに晩酌を楽しみたい。

周辺は会社が多く、転勤族や単身赴任者が多く住むエリア。店主夫婦が温かく迎えてくれて、宮城の食材や地酒を味わえる店だけあって、仙台のわが家としてひいきにする常連客も多い。近隣住民がうらやましい! お手頃なのに大満足できる良心的な店だから、わざわざ遠くからでも通いたくなる。

※価格はすべて税込です。

※夜は喫煙可能につき、小学生以下の方の来店は不可となります。

※本記事は取材日(2022年1月5日)時点の情報をもとに作成しました。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNS等で事前にご確認ください。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

撮影:山口 晃
文:池田直美、食べログマガジン編集部