海・山・川・空……目の前に広がる絶景!

市内中心部から車で1時間ほど。少し足を延ばすだけで、豊かな自然に出会えるのが福岡の魅力。今回は、秋のドライブで立ち寄りたい、福岡市近郊のカフェや甘味処を紹介します。海・山・川・空の美景が目の前に広がるテラス席で、心も体もリフレッシュしませんか?

1. 秋月の風流な川床で森林浴|だんごあん

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駐車場から150mほど森の中を歩いた先に見えてくる   出典:hndfit325さん

福岡県のほぼ中央部に位置する朝倉市。なかでも、秋月城の城下町や古い街並みが残る秋月地区は「筑前の小京都」と称される美しい街です。
「だんごあん」は、そんな秋月城跡の近く、野鳥川(のとりがわ)の上流にある納涼場。1887(明治20)年創業、江戸時代にあった潭空庵(たんくうあん)という尼寺の名称がなまり、“だんごあん”と呼ばれるようになったそう。豊かな緑と清流に囲まれながら、食事や甘味を楽しめます。

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「ヤマメ塩焼き」650円、「古処鶏串焼き」650円、「鶏ごはん」350円   出典:minappuさん

まずは受付で席を決めて、注文を。生きたヤマメを串焼きにする名物の「ヤマメの塩焼き」や、秋月のブランド鶏「古処鶏」の串焼きに加え、季節限定メニューも多数。夏場にはそうめんや、ソーダ水と砂糖がかかる「紅白だんご」。秋からは「二色串だんご」(10〜4月)や、具材たっぷりの「だんご汁」(10~5月)も登場します。

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どこに座っても涼やかな空気と川のせせらぎをBGMにくつろげる   出典:minappuさん

同店の魅力は何と言っても、この川床。梅雨が明けると川の上やその近辺に、風流な涼み台(桟敷席)が設けられます。相席の桟敷席は無料で、夏場(7月中旬〜9月初旬頃)には個別利用できる有料の桟敷席も登場。その他、渓流を見下ろすカウンター席やテーブル席もあります。

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「二色串だんご」350円は10〜4月の季節メニュー   出典:Figaroさん

「ヤマメ塩焼き」はふわふわで、「古処鶏串焼き」も旨みたっぷり。温かい状態で提供される「二色串だんご」350円は、きな粉とうぐいす粉がまぶしてあります。

秋月は紅葉の名所なので、紅葉狩りの後に立ち寄るのもいいですね。秋口からは肌寒くなるので、ひざ掛けや防寒具があると安心。天候不良の場合は休業になることもあるため、事前に確認してお出かけください。

2. 糸島の海・空・山が目前に!|HACHIDORI

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青い海と空、可也山を望むテラス席。ドリンクはテイクアウトもOK   出典:越冬トラさん

海に山に自然がいっぱい! リゾート感あふれる糸島は、福岡ドライブの定番スポット。今回ご紹介するのは糸島半島の西端、志摩サンセットロード沿いの海辺にあるレストランカフェ。糸島のジュースハウス「Blue Roof」の姉妹店として、2020年5月にオープンした「HACHIDORI」です。店の奥にあるテラス席へ進むと……、まばゆいばかりに青く輝く海と空が目の前に!

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「ランチコース」2,500円から前菜5種盛り合わせの一例   出典:越冬トラさん

糸島産の朝採り野菜を使ったコース料理に、旬の果物のタルトやケーキ、スムージーなど、フレッシュな素材をふんだんに使ったメニューがずらり。非加熱圧搾製法のコールドプレス生レモンシロップを使用した「生レモネード」550円や、糸島の自家焙煎コーヒー豆店「森とコーヒー。」の「コーヒー」450円など、ドリンクにもこだわりが光ります。

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白い外観とハチドリの看板を目印に   出典:越冬トラさん

テラスだけでなく店内の座席もすべてオーシャンビュー。昨年オープンということもあり、ここはまだまだ穴場かも? 福岡市中心部から車で30〜40分ほどの伊都ハイランド地区にあり、駐車場も完備。海を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごせます。