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暑い、とにかく暑い! そんな猛暑が続くときこそ訪れたいのが水辺にある涼しげなレストラン。仕事終わりに立ち寄って癒やされるもよし、休日のブランチに訪れてプチリゾート気分を味わってもよし。ロケーション自慢のお店を、定番から新顔まで幅広くピックアップ。今回は清澄白河に登場した新スポットです。
【今が行きどき!水辺のレストラン】
Vol.1
「川床」がモダンに昇華。 クラフトビールがおいしい、清澄白河のニューフェイス
昔は、物資を船で運ぶ輸送ルートとして、また京都の川床のように涼を得る場所として、東京の人々の生活にも欠かせない一部だった河川。水辺の更なる魅力向上と地域の活性化を目的に、東京都が河川敷地の使用規定を期間限定で緩和するにあたり、隅田川に誕生した複合施設「かわてらす」。その2階部分にオープンしたのが、今回紹介するバーベキューレストラン「PITMANS」。
水辺で味わうクラフトビールが、夏の新しい風物詩
隅田川が眼前に広がるリバーフロントのロケーションをさらに盛り上げるのは、クラフトビール。東京を代表するブランドである「アウグスビール」がタップで味わえるのがうれしい。
ビールが一層おいしくなる、滋味溢れるフードメニュー
ビールに合わせるフードは、「スローグリル」をコンセプトに、長時間手間暇かけて調理したプルドポークやスペアリブといったお肉料理がおすすめ。ほかにも、築地直送の旬の野菜と魚介をふんだんに使った、豪快なメニューが揃う。
この夏、新しいビールが仲間入り
7月には「アウグスビール」の新しいクラフトビール2種がオンリスト。どちらも、柑橘系のアクセントが効いていて夏気分を盛り上げてくれる。
中州ゴールデン
英国産のペールエールのモルトがベース。草原のような香りとパイナップルを思わせるフルーティさに、アロマホップ「Citra」の柑橘系の甘さを足す。日中はもちろん、とりあえずの一杯、アペと、夏のさまざまなシーンにぴったりのビール。
清澄アンバー
英国産「Maris Otter Pale ale」のモルトをベースに、2種類のモルトを使用。穀物由来の甘みのある味わいをベースに、ナゲットのキレのある苦み、カスケードがもたらす爽やかな柑橘系の香りが上手く調和した飽きのこないテイスト。夏の夜、水辺に思いを馳せながらしっとり楽しみたい。
涼やかな水面は見ているだけで心が落ち着くかのよう。絶好ロケーションで、ゆったりとした時間の流れを感じながらクラフトビールを味わう。そんな、東京ならではの「川床」スタイルを試してみるのはいかが。
ライトアップされた夜のデッキも雰囲気があり◎。
文:吉村セイラ