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お菓子の歴史を語らせたら右に出るものはいない! といっても過言ではない、お菓子の歴史研究家・猫井登先生が、現在のトレンドを追いつつ、そのスイーツについて歴史を教えてくれちゃうという、一度で二度おいしいこの連載。今回は番外編として、厳しい残暑が続く今夏にぴったりな、涼しい気分を味わえるゼリー&羊羹を特集します!
【猫井登のスイーツ探訪・番外編】〜残暑を乗り切るための涼やかゼリー&羊羹〜
【ゼリー&ババロア】「花のババロア havaro」
「花のババロア havaro」は、エディブルフラワー(食べられる花)の生産者と協力して、「いつまでも愛されるスイーツ」を作りたいと2015年に創業したお店。さまざまな季節のエディブルフラワーを閉じ込めたゼリーとババロアを組み合わせた商品を販売している。

「ブーケ」(=花束の意)は、直径15センチのドーナツ形。何種類かの花をゼリーに入れたもので、土台のババロアは、バニラヨーグルト・フレーズ・オレンジ・クリームチーズなど。


「フルール」(=花の意)は、直径6センチのドーム形。花を数種類入れたもので、土台のババロアは、バニラヨーグルト・フレーズ・オレンジ・クリームチーズ、ブルーベリーなど。
お店は、文京区小石川の本店とディズニーランド近くの舞浜イクスピアリ店の2店のみ。本店は予約販売のみで、2営業日前までの予約が必要なので注意。イクスピアリ店は店頭販売のほか、予約、取り置きも可となっている。(現在、両店ともに通販・取り寄せは非対応)
見た目にも涼しげで、フォトジェニックだが、季節の旬の花を使っており、ビタミンやミネラルを豊富に含むという。エディブルフラワーそのものの味わいを楽しみたい方には、少し酸味のあるバニラヨーグルトのババロアの土台のものを、ババロアの味わいを楽しみたい方には、フレーズ(いちご)などのフレーバーがオススメ。一台一台、花の表情が異なるオンリーワン商品を楽しんで!
※価格はすべて税抜