2020年2月14日、東京・西新宿のハイアット リージェンシー 東京にオープンした「Vicky’s（ヴィッキーズ）」。「気軽に仲間同士でにぎやかに過ごせるお店」をコンセプトにしたこのブラッスリーには、気軽に訪れてもらいたいという思いから、店名に可愛らしい外国人女性のニックネームがつけられています。
フレンチの名店「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」の跡地ということでも注目されていますが、一体どういうお店なのかホテルグルメに精通する東龍さんが迫ります！
一流フレンチシェフの料理を気軽に味わえる！
エントランスや内装は以前の面影を残した重厚な造りですが、テーブルが木目調になり、やわらかな雰囲気。窓が大きいので昼間は健康的で気持ちがよく、夜は電飾もあってちょっとムーディーです。テーブル間隔も広めなので、隣席を気にせず会話も弾みます。
料理長を務めるのは大滝 実氏。1993年センチュリーハイアット東京（現ハイアット リージェンシー 東京）に入社してからフレンチ一筋で、2006年「キュイジーヌ [s] ミッシェル・トロワグロ」オープン時からアシスタントシェフとして活躍。豊富な経験をいかして、正統派からコンテンポラリーなフレンチまでさまざまな料理を生み出します。
時間帯によって楽しみ方はさまざま
時間帯によって表情を変えるので、訪れる度に新しい体験ができます。ランチタイムには前菜・メインディッシュから1品ずつ選べる「Vicky’s Lunch A」3,500円、前菜・魚料理・肉料理から1品ずつ選べる「Vicky’s Lunch B」4,500円が用意されていて、昼からしっかりとした食事をとることができます。
ティータイムになれば、フランスで2度のコンクール入賞経験のあるペストリー・ベーカー料理長の佐藤浩一氏による「Vicky’s Afternoon Tea」4,500円を楽しめます。可愛らしいセイボリー（甘くないお菓子や軽食）と珠玉のスイーツ、種類豊富なコーヒー、紅茶などのドリンクをゆっくり味わえるとあって、早速人気となっているそう！
実はディナーセットがとってもお得！
ランチタイムやティータイムもよいですが、ブラッスリーの本領発揮となるのはやはりディナータイム。エントランス近くにあるハイテーブル＆ハイチェアでお酒を嗜んだり、ダイニングエリアで気ままにア・ラ・カルトを注文したり、多彩なコースを味わうことができます。
ディナーコース「Vicky’s Set」は、フィンガーフード2種から始まって、前菜、魚料理、肉料理にデザート、コーヒーまたは紅茶と大充実。フルコース仕立てなのに1人5,000円と、ホテルのディナーとは思えないほど非常にリーズナブル！
クラフトビールからプレステージワインまで
ブラッスリーなのでお酒にも力を入れています。話題のクラフトビール・ディスペンサー「Tap Marché（タップ・マルシェ）」では4種類のクラフトビールが提供されていて、180ml 900円、250ml 1,100円、350ml 1,300円とサイズもさまざま。
日本酒から焼酎、カクテルにノンアルコールまで幅広いですが、なかでも注目してほしいのがワインです！ 一般的にボトルでしか注文できないようなプレステージワインをグラス（125ml）で頼むことができるので、ワインラバーにはたまりません。
ボルドー地方の赤ワインが6,000円、ブルゴーニュ地方の白ワインが4,000円で赤ワインが5,000円というラインアップですが、白・赤ともに手頃なワイン（800円～）も取り揃えているので安心してくださいね。
料理もワインもホテルクオリティなのに、今どきのホテルにしては珍しくサービス料が一切かからないので、かなりお得に食べられることは間違いありません！
※価格はすべて税抜
