〈教えて! 祇園の宏美ママ〉

生粋の京都人に普段使いのお店を教えてもらいたい! そんな企画を叶えるべく、ナビゲーターをお願いしたのは、なんと祇園のお茶屋が母方の実家だったという宏美ママ。幼少期から京都のど真ん中で呼吸してきたホンモノの京都通に、とっておきのお店をおすすめしてもらいましょう。

「紅葉狩り」するなら?

京都の秋の楽しみと言えば「紅葉」。嵯峨野トロッコ列車、瑠璃光院、永観堂 禅林寺、もみじのトンネル、毘沙門堂など名所は数多くありますが、宏美ママのおすすめは宇治の紅葉。貸切船で楽しむ粋な紅葉狩りを教えてもらいました。

辰巳屋(宇治)

1軒目は宇治にある「辰巳屋」。1840年頃に茶問屋として商いを始め、大正2年から料理屋をスタート。茶処 宇治ならではの厳選抹茶をふんだんに使用した抹茶料理も人気です。

「秋の特別折詰」 写真:お店から
 

宏美ママ

店内、仕出し配達でもお世話になっている辰巳屋さんは1840年頃、茶問屋として発祥。宇治川の畔なので、絶景を望めるゆったりとした個室もおありなんどすけど、今年も紅葉期に貸切遊覧船で秋の特別折詰がいただけるプランの受付が始まりました。

宇治川の紅葉 写真:お店から
 

宏美ママ

気持ちいい船上で紅葉を楽しみながらクオリティの高いお食事、今までにご一緒してる方々から今年も行きたいと言われていて、私も日程調整中どす!

◾️宇治川の貸切遊覧船
10月31日(土)~12月13日(日)各日13:00乗船。

貸切は2名から10名、それ以上は相談。
10名貸切で10,000円(1人)、2名貸切で20,000円(1人)など人数によって料金は変動します。
※消費税・サービス料・舟代 ALL込 *飲物別

詳細、お申し込みはこちら>>
https://uji-tatsumiya.co.jp/special/index.html

能登椽 稲房安兼(宇治)

2軒目は同じく宇治の「能登椽 稲房安兼」。昔ながらの製法で作る老舗の和菓子店です。

カフェモカ男
外観   出典:カフェモカ男さん
 

宏美ママ

遊覧船の帰りにこちらへもぜひ。平等院の表参道の中程にあり、1717年創業、宇治も歴史あるお店も多おすね。

カフェモカ男
茶団子   出典:カフェモカ男さん
 

宏美ママ

こちらの茶団子は、原材料は米粉、抹茶、砂糖のみ、「あっさりした甘みの中に噛むほどに抹茶が広がるように」作ったはるそうで、宇治で生まれ育った父が、祇園の母宅に「お嬢さんを下さい」と60年程前に挨拶に行った時の手土産でもあったらしく、私も子供の頃から大好きどす!

教えてくれた人

古川宏美(宏美ママ)

1969年京都生まれ。平安女学院高校、追手門学院大学卒業。会社員3年の後、母方の家業、祇園甲部のお茶屋を継ぐ(4代目の現在は紹介制のお座敷バー)。子供の頃から食いしん坊話が親族内にいくつもあり。お酒も大好き。店の周年に来てもらうほど、ポンキッキ時代からガチャピン偏愛。趣味は長唄三味線、華道、観劇(歌舞伎、古典芸能、歌劇、ミュージカル、新喜劇等々)。

文:古川宏美・食べログマガジン編集部

※メニュー・金額は掲載時のものです。最新の情報は店舗にご確認ください。