〈教えて! 祇園の宏美ママ〉

生粋の京都人に普段使いのお店を教えてもらいたい! そんな企画を叶えるべく、ナビゲーターをお願いしたのは、なんと祇園のお茶屋が母方の実家だったという宏美ママ。幼少期から京都のど真ん中で呼吸してきたホンモノの京都通に、とっておきのお店をおすすめしてもらいましょう。

「漬物」買うなら?

京都土産の定番の一つである「漬物」。京都人の日常の中でも欠かせない、食卓の名脇役です。

前回好評だったため、第2弾でも宏美ママが愛用している「漬物」を教えてもらいました。

祇園のママに聞く! 京都で「漬物」を買うならこのお店 vol.1

まるたけ(丹波口)

1軒目は丹波口にある「まるたけ」。化学調味料や保存料等はすべて無添加。からだに優しい自然派の漬物を求める人に支持されています。

※オンラインでも購入可能。

「京しば漬け」540円
 

宏美ママ

しば漬けの名店も色々ありますが、私はここの京しば漬けが一番好きどす! 仕上げに醤油と煮込みだしを加えてマイルドな酸味とうまみを足したはるとのこと。他によく買うのは、きゅうりとセロリに、しその実を和えたさっぱりした「絹代漬け」。初代店主のお名前だそう。

「絹代漬け」 540円
 

宏美ママ

壬生は製造所でもあり、陳列はないですが色々出してくれはります。ジェイアール京都伊勢丹、フレンドフーズ、ファーマーズ河原町店など取り扱い店舗の詳細はお店のサイトでご確認を。

五條長兵衛(五条)

2軒目は五条の「五條長兵衛」。屋号の由来は、慶安5年、 初代河内屋長兵衛が京都にて縮緬鹿の子商を営んだことから。京佃煮・京漬物を扱うようになったのは意外にも平成になってからだそう。

※オンラインでも購入可能。

「ほたるこ」 648円
 

宏美ママ

名物は「ほたるこ」。細かく刻んだわかめの茎に 山椒と小粒のおじゃこを加えた佃煮で、おつかいものにもしますし、よくいただきもします! お漬物では、刻んだぬか漬大根に、紫蘇とみょうが、梅肉をまぶした「梅こぼし」、胡瓜に青しそ、青唐がらし、白ごまを加えたピリ辛な「青唐きゅうり」が好きどすね。

器に盛り付けて
 

宏美ママ

髙島屋京都店、大丸京都店、ジェイアール京都伊勢丹にも一部数量限定で取り扱いあり。

教えてくれた人

古川宏美(宏美ママ)

1969年京都生まれ。平安女学院高校、追手門学院大学卒業。会社員3年の後、母方の家業、祇園甲部のお茶屋を継ぐ(4代目の現在は紹介制のお座敷バー)。子供の頃から食いしん坊話が親族内にいくつもあり。お酒も大好き。店の周年に来てもらうほど、ポンキッキ時代からガチャピン偏愛。趣味は長唄三味線、華道、観劇(歌舞伎、古典芸能、歌劇、ミュージカル、新喜劇等々)。

文:古川宏美・食べログマガジン編集部
写真:お店より

※メニュー・金額は掲載時のものです。最新の情報は店舗にご確認ください。