〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
中華そば 辻(東京・飯田橋)
2023年5月15日、東京メトロ東西線飯田橋駅から徒歩4分ほどの場所に「中華そば 辻」がオープンしました。惜しまれながら閉店した、46年続いた老舗ラーメン店「びぜん亭」の味を忠実に受け継いだ店です。
「びぜん亭」は東京大神宮近くに1976年創業。以来、地元の住民やオフィスワーカーに愛されてきました。人気は、すっきりしたしょうゆスープの昔懐かしい味わいの中華そば。毎日でも食べたくなる味だけでなく、店主夫婦の温かい人柄も人気の秘密で、「びぜん亭」店主と常連客との交流の様子は、アメリカ人監督によるドキュメンタリー映画になったほど。
この「びぜん亭」店主に直接教えを乞い、麺や具材の仕入れ先まで同じにして、多くの人の思い出がいっぱい詰まった味わいを完全に再現したのが「中華そば 辻」です。
店舗は1階が6席のカウンター、2階がカウンター席とテーブル席が3卓。店主は2軒隣にある「鉄板居酒屋 お好みキング」のオーナーでもあります。
メニューとして「中華そば」「ちゃあしゅうそば」「中華メンマそば」、ピリ辛味の「もやしそば(唐辛子入り味噌)」「わかめそば(唐辛子入り味噌)」「ねぎそば(塩)」が用意。夏にぴったりの「冷やしそば」「味噌冷やし」もあり、一部名称が違いますが、メニューのラインアップも「びぜん亭」にならっています。
おすすめは、直伝の澄んだしょうゆスープの「中華そば」。動物系だしや香味野菜が利いたスープとしょうゆ味のバランスが絶妙な昔懐かしい味わいのラーメンです。
麺は「びぜん亭」と同じ製麺所のちぢれ細麺。適度なコシとモッチリとした食感が、少しレトロな味わいのスープによく似合います。
具材はチャーシュー、メンマ、小松菜、のり、刻みネギとシンプル。チャーシューは「びぜん亭」と同じく国産豚肉を使ったしょうゆ味の煮豚。よく煮込んだトロトロと柔らかい食感がたまりません。このチャーシューを思いっ切り楽しむなら「ちゃあしゅうそば」がおすすめです。
「びぜん亭」の大将自らがその技を伝授した、まさにお墨付きの後継者「中華そば 辻」。教わった師匠の味を追いかけて、日々精進。昔から愛され、これからも心和ませる一杯に出会いに訪れてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『あっさりした醤油スープ。
昔懐かしい"The中華そば"と言った感じ。
麺は細めで縮れてます。
トッピングは小松菜、メンマ、チャーシュー、海苔。
チャーシューは箸で持つとホロホロと煮崩れする柔らかチャーシューでかなり甘め。
スープがさっぱりしてるので甘めのチャーシューが良い感じです』(silver1966jpさん)
『半透明の薄茶色のスープに豚バラチャーシュー、メンマに青菜・・・薬味の刻みねぎと海苔
う~ん!?このどんぶりに具材の顔ぶれは確かに・・・びぜん亭に似てますね~
薄味の優しい味わいの醤油で・・・パンチの有る味わいでは無いデスが旨みは感じますね~』(宮ちゃんNO1さん)