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毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
海苔弁八重八(東京・八重洲)
2023年1月13日、東京駅八重洲口の正面にオープンした複合施設「YANMAR TOKYO(ヤンマー東京)」内に、米や海苔など素材一つ一つにこだわった海苔弁当のテイクアウト専門店「海苔弁八重八(のりべんやえはち)」がオープンしました。
「YANMAR TOKYO」はヤンマーグループが作った体験型ギャラリーやレストラン、ショップなどが入った複合施設。農機具メーカーとして日本の農業を支えてきたヤンマーが、日本の食文化である米や農業に着目し、その魅力を発信していく施設です。
その「YANMAR TOKYO」の地下1階にオープンした「八重八」も、米にこだわるヤンマーの直営。放送作家であり、食を楽しむ達人としても知られる小山薫堂氏が監修をし、こだわりの米に合う海苔やおかずが詰め込まれた海苔弁当が誕生しました。
「八重八」の海苔弁当には3つのこだわりがあります。
1つ目は羽釜炊きのご飯。特別栽培米のコシヒカリを、時間と手間をかけて丁寧に羽釜で炊き、米のおいしさを最大限に引き出します。
2つ目は海苔。愛知県三河湾で育まれた天然の「一番摘海苔」と「すじ青のり」を合わせた希少な「青混ぜ初摘み海苔」を使用。焼いて香ばしい香りをつけた海苔は、濃厚な旨みが凝縮され、柔らかくて口どけが抜群です。
3つ目は、日本の食文化に欠かせない発酵を取り入れた副菜。麹により素材の旨さが引き出されたおかずは、ご飯と好相性。ご飯と海苔とおかずのハーモニーを最後まで楽しむことができます。
メニューは、ご飯が進む「鮭の柚子塩麹焼き」がのった「さけ重」、こんがり香ばしい焼き色がついた鶏の照り焼きが入った「とり重」、そして鮭と鶏の両方がのった「八重」の3種類。副菜は3種類とも共通で、サクサクの野菜コロッケや上品な甘さの「甘酒の玉子焼き」などこちらも抜かりはありません。
海苔の下には、昆布、梅干し、明太子、高菜漬けといった“ご飯の友”がご飯の間に挟まれ、層になって詰められています。羽釜で炊かれたご飯は、米一粒一粒がふっくらとし、甘みに満ちています。
東京駅からわずか2分の場所にある「八重八」。こだわりの弁当は旅行や行楽をさらに楽しくしてくれそうです。お米のおいしさを再発見しに出かけてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『「八重」の海苔弁は
ふっくらとした羽釜ごはんと磯香る焼のりが
素直な美味しさで、
もっちりした鶏の照り焼きも
ホロしっとりの鮭の柚子塩麹焼きも
おだやかな甘みで、
他の細かなおかずも一つ一つが丁寧な味。
質実な味わいのご馳走弁当だった。』(えこだねこさん)
『鮭は皮目の香ばしさと、想像に反した甘めの口当たりに出汁の効いた旨味を広げる一口。
そして敷かれる海苔は厚めながら口どけ良く、豊かな風味と濃厚な旨みをご飯に乗せてくれます。
そんなご飯は当然ながら温かく、炊かれたままに一粒一粒のエアリーさを保ち、伝わる甘みにご飯のおいしさを実感!
驚いたのが、海苔弁と一緒に食べたいお供を中層にしっかり忍ばせていること。少量ずつではありますが、昆布・梅干し・明太子・高菜漬とホントに気の利く味わいを楽しめます。』(中目のやっこさんさん)