【食べペディア】イタリア生まれの食前酒『アペロール』

写真:gettyimages

 

「アペロール」とは、イタリア生まれのリキュールのこと。オレンジとハーブが香るビタースイートな味わいが特徴。歴史は古く、イタリアの食習慣「アペリティーボ(食前酒)」に欠かせないリキュールとして、1919年に誕生して以来、老若男女に愛されている。

 

元々は「青空市で売れ残ったオレンジを袋に入れておいたところ自然発酵し、それを飲んだら美味しかった」という誕生の逸話を持つといわれている。ハードリカーに比べアルコール度数は11%と低く、カクテルとしても使用されやすい。また、オレンジのカラフルな見た目がインスタ映えすることから、日本でも目にする機会が増えている注目のリキュールでもある。