五感を刺激する、春のデセール3品

銀座三越4階のフレンチ&デセールカフェ「ボンボヌール」より、春のデセールが登場。東京・白金のフレンチレストラン「ラ クープ ドール」の料理長 坪香絢也氏と、フランス・リヨンのパティシエ セバスチャン・ブイエ氏による新たな味覚は、目にも口にも楽しい3品。

 

 

一品目は、同店のインスタ映えNo.1デセール「イルフロッタント」のフルーツを変えてリニューアルした「イルフロッタント・エキゾチック」。パッション風味のメレンゲ、マンゴー・パッションのソルベ、アールグレイのムースが詰め込まれたホワイトチョコの球体を中央に、フレッシュマンゴーとカモミールソースをあしらった、春らしい黄色のスイーツ。

 

さらに提供時にテーブルで、液体窒素に入れたパッションのメレンゲを投入。白煙が漂う幻想的な光景が、非日常なスイーツタイムを演出。

 

 

品目は、「セバスチャン・ブイエ スペシャル ジャルダン・デ・フレーズ」。迫力のある大粒の苺は、苺のムースやソースが詰め込まれたガトー。フレッシュ苺、ピスタチオクリーム、フランボワーズ、赤スグリなどを添えて、苺で彩られた春の庭園を表現。パリ・リヨンのパティシエ セバスチャン・ブイエ氏ならではの趣向が凝らされている。

 

 

ラストは、桃とハイビスカスを組み合わせた「ヴェリーヌ・ド・ペーシュ」。グラスにハイビスカスのジュレや紅茶のムースなどを重ね、桃のソルベやフランボワーズのチュイルをトッピング。ドライアイスの煙から桃の香りが広がり、ライブ感のある一皿に。

 

スイーツメニューとともに、新作フードメニューも続々とラインナップ。ティータイムに訪れるもよし、ランチ&ディナーでフルコースを楽しむもよし。

文:中西彩乃