【食べペディア 】四角いパンを表現する北海道ならではの言い方『角食』

 

「角食(かくしょく)」とは、四角いパンを指す言葉としていわれる北海道ならではの表現。食パンの形は主に、上部が丸みを帯びた「山型」と、四角形をした「角型」があり、多くの地域ではどちらも「食パン」と称されることが多い。しかし、北海道においては、角型の食パンを「角食」、山型の食パンを「山食(やましょく)」と呼び分ける。

 

海外では、アメリカのプルマン社の鉄道車両の形に似ていたことから角食を「プルマンブレッド」と呼んでいる。ちなみに、山型食パンの発祥はイギリスだとか。角食はキメが細かくしっとりとした食感のものが多く、生地もしっかりしているため、たっぷりの具材を挟むサンドイッチ用のパンとしても愛されている。

 

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