ユニークなメニュー名も楽しい、イノベーティブなひと皿

10月1日、五反田に「イタメシ」がオープン。大人にとっては懐かしさを感じる店名のこちらは、全く新しいイタリアンと和食のフュージョン料理を提供する。コース料理をメインに、今まで味わったことのないイノベーティブな逸品を堪能できる。

料理を手がけるのは、人気のイタリアンシェフと和食の名店 「目黒 太」の元料理長。店名にはイタリアンと板前の技の融合、という意味もかかっている。インパクトのある大ぶりな暖簾がはためく扉を開けると、店内はシンプルで洗練された空間で、大人の隠れ家のような居心地のよさ。料理は2種のコース(4,000円と6,000円・税別)。プラス3,000円(税別)で7杯のペアリングの用意。ドリンクはワインをメインに日本酒も充実。アラカルトのお料理、オリジナルカクテルもあり、気軽に利用できる。

こちらでは料理名もお楽しみの一つ。例えばコースでは添え物「交響食第一パン パパパパーン 笑って ハイチーズ!!」、先付け「P.P.A.P」、八寸「目黒川と桜」、お凌ぎなのに「酢豚」!?、焼物「カルボナーラ米と自由自由」など、どんな料理が出てくるか想像がつかないほど。ただ味には一切の妥協なし。「元祖 フォアグラトマト」はお店の代名詞となる逸品。食べ進めるうちに「次はどんな料理が出てくる?」と会話も弾みそうだ。

八寸「目黒川と桜」

「元祖 フォアグラトマト」

「お椀 緑+平和」

 

メニューも料理名も、空間も、他とはひと味違うワクワクが加わった新感覚の“イタメシ”、ぜひお試しを。

文:秋吉真由美