料理はフレンチをベースに、西海岸の自由な発想をMIX

料理は、誰もが自由に気軽に楽しめるよう、すべてアラカルトで提供。
フレンチをベースにしつつ、アメリカ西海岸の素材を活かす軽やかさやメキシコのスパイス使いなど、多様な文化を盛り込んだスタイルが新鮮だ。また、食材はできる限り国産のものを使用。
シェフを務めるのは、フランスで修業を積んだ仕名野吉宗さん。オープン前にCEOの石田さんやマネージャーらとともにサンフランシスコに視察に行き、カリフォルニア料理の名店「シェ・パニース」などからインスパイアされ、自由な発想で多彩なメニューを作り上げている。

前菜のおすすめは、サンフランシスコ視察でインスピレーションを得て完成させたという「彩りビーツと柑橘のマリネ ブッラータチーズのせ」。低温で火入れした2色のビーツに、ビーツを搾ったジュースとフランボワーズを煮詰めて濃縮したソースでマリネした柑橘(この日は長崎県平戸市産のオレンジ「平戸夏香」)と、ブッラータチーズを組み合わせている。トッピングには、土の香りがビーツにも通じるカカオニブをオン。
ビーツの土の香りやほのかな甘みを、柑橘とベリーの酸味が引き締め、ブッラータチーズがまろやかなコクをプラス。ビーツのおいしさを巧みに引き出した一皿だ。

茄子田楽のような真っ黒なルックスがインパクト大なこちらは、フレンチメキシカンテイストの野菜料理。
宮崎県宮崎市北部・佐土原町で作られている伝統野菜「佐土原茄子」を炙って皮を剥き、メキシコの伝統的なチョコレートソース「モレ・ポブラーノ」と、フレンチでジビエの定番である胡椒と赤ワインのソース「ソース・ポワヴラード」をかけ合わせた「ソースポブラーノ」をかけている。
佐土原茄子のとろけるような食感と優しい甘みに、刺激的な辛さと苦みを感じる濃厚でスパイシーなソースを組み合わせた個性的な逸品だ。


シーフード料理のイチオシは「アオリイカとポワローのソテー ハーブのオイルソース」。
視察で訪れたバークレーでレストラン「シェ・パニース」の記事を偶然見かけ、そこに掲載されていたクレオールソースから着想を得てアオリイカ用にアレンジ。鉄板焼きしたアオリイカとポワロー(甘みの強い西洋ネギ)にあわせている。
ソースはオイルベースに、エシャロットやコリアンダー、ハバネロの代わりに青唐辛子と、生姜、魚介の旨みが凝縮された能登地方に伝わる魚醤「いしる」も使用。にんにく、生姜、ネギの使わない部分で作った焦がしネギオイルとネギの青い部分をあわせて鮮やかな緑色に仕上げた「焦がしネギのグリーンオイル」もミックスしている。
アオリイカの濃厚な旨みとポワローのジューシーな甘みとともに、オイルソースの香ばしい風味を堪能できる。


肉料理は、スペイン・バスク料理風に仕上げた「骨付き仔羊のグリル 濃厚スパイシーソース」。
オーストラリア産のラムチョップを、炎を上げながら、ガリッとした食感が出るまでワイルドに焼き上げ、子羊の骨からとったジュ(出汁)をベースに、チョリソーなどを加えて煮詰めたソースチョリソーとともに提供。
ラムチョップは、外側はガリッとしつつも中はロゼ色でしっとりジューシー。ソースのスパイシーな香りが肉の旨みを引き立てる。付け合わせのししとうや肉の下に隠れた2色のパプリカなど、色鮮やかな夏野菜のおいしさも堪能できる、夏を感じさせる一品だ。

六本木で大人気だったふわふわスフレも新フレーバーで登場

今回のオープンにあたり、メニューは一新しているものの、六本木のローダーデールで大人気だったデザート「スフレ」が新たな味わいで登場。
生地にメレンゲを加え、オーダー後に焼き上げるふわとろの食感はそのままに、フレーバーは写真のジンジャーチョコレートと、アップルシナモンの2種を用意。どちらも甘すぎない大人の味わいで、両方オーダーする人も多いという。
付け合わせにマスカルポーネ入りのクレームシャンティ(ホイップクリーム)が付き、味変できるのも楽しい。

どんなシーンにも寄り添い、新たな憩いの場所に

メニューもホスピタリティーもグレードアップし、麻布台ヒルズで新たなスタートを切った「Lauderdale」。
バーで一人しっぽりとカクテルを楽しんだ後、友人たちと賑やかにディナー。休日の昼間は愛犬とテラスでのんびりカフェタイムなど、さまざまなシーンで利用できるので、日常使いはもちろん、食の楽しみ方を広げたい人もぜひ訪れてみて。今後東京を代表するコミュニティの場になっていきそうな一軒だ。
※価格はすべて税込・サービス料別


