〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
鳥彌三(京都・祇園四条)

2026年4月、阪急京都河原町駅または京阪祇園四条駅から徒歩約3分のところにある「鳥彌三」がリブランディングオープンしました。
「鳥彌三」は、天明8(1788)年創業。初代彌助が始めた「かしわ屋」を起源とする看板料理の水炊きは、調味料は加えず、敷地に湧く井戸水と鶏ガラのみで作る白く濃密なスープが特徴。創業時から守り続けてきた、時間と手間をかけて作る秘伝の味です。

8代目店主より受け継いだのは、タイソンズアンドカンパニーの代表・寺田心平氏。台湾の百貨店企業に就職後、帰国して「T.Y.HARBOR」の経営再建を行い、3年で黒字化に成功。2002年代表取締役社長に就任し、現在は東京と京都で複数のレストラン、カフェを展開するほか、クラフトビールなどのプロダクト製造、販売を手掛ける希代のヒットメーカーです。

きっかけは、2023年2月に四条河原町の「Kacto」を開業したこと。物件の貸主が「鳥彌三」の先代だったことから新たな縁が生まれ、開業から約3カ月後に事業承継の打診を受け、継承を決意。以降3年間、先代との共同運営を経験したのち、1年間にわたる設計・改装工事期間を経てオープンにいたりました。

夜のメニューは「水炊きコース」16,800円。リブランディングオープンに伴い、コース内容も変更。メイン料理の水炊きのほか、皮せんべいや季節の食材たっぷりの八寸、焼き物など人気の料理を組み込んでいます。
ドリンクのメニューも見直し、日本酒や各地のワイン、 和食に合うよう造られたクラフトビールのほか、煎茶、すぎ黒文字茶などの新しいラインアップを用意。

夜の食事をいただけるのは、鴨川や高瀬川を眺められる8つの個室と、期間限定の納涼床。高瀬川に面していることからネーミングがついた写真の部屋「高瀬(たかせ)」は、坂本龍馬が好んで使っていたという伝承が残っています。

季節の風物詩、納涼床で夕涼みディナーを楽しむのも特別な体験になりそう。ゆったりと座れるように配した20席のみの贅沢な空間。5月から10月中旬頃までの期間限定スペシャルシートです。

昼のメニュー「鳥彌三ランチコース」4,800円は、メインを2種類から選べます。水炊きのスープをベースに麺の旨みを重ねた「鶏そば」か、水炊きスープで炊いて鶏の旨みを染み込ませた「鶏がゆ」。どちらも長く愛されてきた鳥彌三の水炊きスープを堪能できるメニューです。コースには、彩り豊かな季節の前菜盛り合わせと、鶏と鴨のチャーシュー、ドリンク1杯が付いています。

江戸後期と幕末の大火を2度も免れた貴重な歴史的建造物の改修にあたり、株式会社bazik・滝澤雄樹氏が空間デザインを担当。「往時の風情を取り戻す」ことを目的に江戸時代の情緒を感じる現代的な照明を取り入れ、空調を天井裏に隠すなど、空間の美しさを追求した内装に仕上げています。

さらに、これまで倉庫として非公開だった空間が、朝昼食専用スペース「栢(びゃく)」と招待制のバー「塒(とや)」に生まれ変わりました。「栢」のネーミングは、鶏肉の古称である「柏(かしわ)」に由来していて、創業時「かしわ屋(鶏肉屋)」からの歴史にリスペクトを込めて名付けられたのだそう。「栢」はコの字形のカウンター8席とテーブル6席、「塒」はカウンター6席があります。
現代のエッセンスを取り入れながら、新しく生まれ変わった「鳥彌三」。歴史に身を委ねながら京都ならではの味を堪能してみませんか。
食べログレビュアーのコメント

『【200年超老舗で鶏そばランチ】
ランチは2種類 各4,800円。
アルコール含むドリンク1杯付き
見た目にも綺麗な先付け八寸をいただき、お目当ての鶏そば。優しさすら感じる鶏スープに好みで塩・黒七味・生姜汁を好みで投入しカスタマイズ。
チャーシューも低温調理された親鶏、むね肉、鴨肉の3種&煮卵付き。
店内は新たに増築され、贅沢なカウンターから箱庭を眺めながら靴を脱がず楽しめる大人空間。
スタッフさんの気遣いも素晴らしく、
坂本龍馬も訪れていたという歴史を感じながら鶏スープをかみしめて、夜の水炊きもいただいてみたいなと感じました』(もみじぼーやさん)

『とても気持ちの良い時間を過ごさせて頂きました。料理も全て美味しく御給仕も素晴らしかったです。当日は昼間は暑かったのですが川床での食事でしたのでとても涼しく快適でした。京都に出かけた際にはまた利用させて頂きたいと思います』(コプパパさん)
※完全予約制
※価格はすべて税込


