〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
H (Ahsh) BURGER(東京・新御徒町)

2025年7月、新御徒町駅から徒歩8分ほどの佐竹商店街奥に、大人気フレンチの味をカジュアルに楽しめるハンバーガー専門店「H (Ahsh) BURGER」がオープンしました。監修を務めるのは、同商店街内で予約困難な超人気フレンチレストランを手がける長谷川 幸太郎シェフです。長谷川氏は調理専門学校を卒業後「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」に入社し、パティシエとしての修業からキャリアをスタート。その後、料理人へ転身し、26歳でフランスに渡って複数の星付きレストランで3年半にわたり研鑽を積みました。帰国後は「ル・ジャルダン・デ・サンス」の東京支店「サンス・エ・サヴール」で料理長に就任し、レストラングループ「ひらまつ」では料理長・取締役としても活躍。2007年には世界的な料理コンクール「ボキューズ・ドール」で日本人初の6位入賞を果たし、2016年にはアジア・パシフィック大会で優勝。2019年には地元・新御徒町に自身の店「Kotaro Hasegawa DOWNTOWN CUISINE」をオープン。「本格フレンチをもっと身近に」をコンセプトに、全国の生産者から仕入れる厳選食材を駆使した料理は高く評価され、今や予約困難な人気店になっています。

「H (Ahsh) BURGER」の店主を務める早坂氏は、長谷川シェフの幼なじみで、家族ぐるみの付き合いがある仲。開業のきっかけは、2人の地元である佐竹商店街を盛り上げたいという思いからでした。家族が大好きなハンバーガーを通じて、地元の活性化に一役買いたいという思いもあったそう。和の要素も取り入れた独自のスタイルで、まさに地元とフランス料理の架け橋のような存在です。店名の「H」は、2人のイニシャルの「H」に加え、地元(Home)の「H」でもあるとのこと。

店内はコンパクトながら居心地の良い空間。長谷川シェフの兄が内装、外観、ロゴなどを手掛けたそうで、センスが光ります。客席はコの字形のカウンター3席のほか、4人掛けのテーブルが2卓あり、1人でもグループでも気軽に利用できます。

看板メニューの「サルシッチャバーガー」は、サルシッチャ風のポークパティを使った一品。しっとりとした脂質と甘みのある徳島県産・吉野川ポークを、お店で手切りして丁寧に仕込んでいます。ハーブを利かせてあるので、あっさりとした後味で最後まで飽きずに楽しめます。

「ビーフバーガー」も人気で、島根県産・松永ビーフを使用。噛むたびに肉の旨みと甘みが広がり、風味豊かで口どけのよい脂のおいしさを堪能できます。

セットメニューはパティ1枚の「シングルセット」1,500円と、パティ2枚の「ダブルセット」2,000円の2種類。いずれもフライドポテトとドリンク付きです。フランス産のポテトは甘みがあり、外はカリカリ中はホクホク。200円で単品購入もできます。
人気フレンチシェフが手掛ける、妥協のない素材と技法によるハンバーガーを、カジュアルな空間で味わえる「H (Ahsh) BURGER」。下町の温かい空気の中、一流の味とホスピタリティを楽しめるこの店は、今後さらに注目を集めそう。ハンバーガー好きはもちろん、グルメな方にも一度訪れてほしい新店です。不定期営業のため、訪問の際はお店のInstagramをチェックしてください。
食べログレビュアーのコメント

『メニューは、シンプルに牛か豚のパティを選ぶハンバーガー、それにポテトとドリンク付き。500円でパティをダブルにできます。それに追加でチーズソースかベーコンかハラペーニョをトッピングすることができます。
長谷川シェフがインスタでチーズをおすすめされていたので、私は牛のハンバーガーダブルにチーズをトッピング♡
同行者は豚のハンバーガーにチーズで注文しました。
【ビーフハンバーガー (ダブル/チーズ追加)】1500円(+500円/+200円)
【ポークハンバーガー(チーズ追加)】1500円(+200円)
丁寧に1つ1つ作られているので、15分ほどでハンバーガーが到着。
同行者のシングルパティと比べてビックリ、パティだけがダブルなのかと思いきや、バンズもでっかい!!笑笑 大迫力!!笑笑
とろとろのチーズソースがたっぷり外まで流れ出て、なんとも美味しそうなビジュアル……!!
具材は、パティ・オニオンピクルス・トマト・レタス。それに自家製のトマトソース、マヨネーズ、ハニーマスタードが挟まっています。
カトラリーはないので頑張ってがぶりと食べます笑
パティが分厚くて、肉肉しい!!
牛は、島根県のまつなが牛。豚は、徳島県の吉野川豚をそれぞれ使っているそうです。粗めで、肉食べてる〜〜!って食感。好き。
そしてこのチーズソース……!!
グリエール、チェダー、エメンタールという3種のチーズを使っているそうなのですが、これがもう、濃厚で、たまらない〜〜〜!!
逆にいうと、チーズソース以外の要素はすごくシンプルな気がします。”ハンバーガー”という食べ物を構成するにあたって、あまりジャンクな味わいではないかも。
自家製のピクルスやハニーマスタード、マヨネーズも柔らかな酸味。
あと、ほんのりとハーブの香りがして、すごく食欲がそそられます。パティからかな? それともトマトソースかな?
さすがフレンチシェフの作るハンバーガー、全体的に上品な味付けに仕上がっているなぁと思いました。
が、そこにパンチを加えるのがこのチーズソース(モルネーソース)。これ自体もそこまで塩辛いわけではなく、ただただチーズの旨味をガツンと味わえます。これものすっごいおすすめ。本当に美味しい。
で、ポテトがちょっと不思議な形をしているのですが、この形、ソースを掬って食べるのにピッタリ!!! 揚げたてて、カリカリで、中はほくっとしていて、これがまたチーズソースに合うんだ……!
あと、ダブルとシングルでバンズが違います。ダブルだとバンズに乗り切らないから変えてるんだと思うんですが笑
これに関していうと、シングル用のバンズの方がフカフカしていて好みでした。ダブルのバンズは全粒粉かな? 少しパサつきがある気がして、シングルと同じバンズだと嬉しいな〜と思いました。
でも+500円でめちゃ巨大化するし、パティも美味しいし、チーズソースもたっぷりなので、(私みたいな)食いしん坊さんにはダブルがオススメ。
ポテトを使って、包み紙に残ったソースも余さず完食。お腹いっぱいです♡
食べている間も、近隣住民らしき方々が次々とテイクアウトで3つ4つと注文されていて、このハンバーガーがすぐ近所にあって、ランチで食べられる環境、羨ましい〜〜〜〜って思いました。
「H(Ahsh) burger」の「H」には、長谷川シェフのh、店主早川さんのh、「home」のh、「hope」のhといった意味合いが込められているそう。ダウンタウンキュイジーヌと同じように、「地元を盛り上げていきたい」という長谷川シェフの心意気を感じる素敵なお店です。
そのうち有名になってすごく並ぶようになる気がする……ので、早いうちに訪問できてよかったです笑 とっても美味しかった!! ご馳走様でした』(153cmの大食いOLさん)

『◯ポークバーガー(シングル)セット 1,500円
+チーズ(200円)
+ベーコン(200円)
+ハラペーニョ(100円)
◯ビーフバーガー(ダブル)セット 2,000円
+チーズ(200円)
全てセット販売で
フレンチフライとドリンク(セルフ)がつきます。
・豚=徳島県産吉野川ポークのサルシッチャ
・牛=島根県産まつなが牛
トマトソース、マスタードハニーマヨネーズ、ピクルスオニオンなどは全て自家製。
レタスやスライストマトと共にしっかりとした食感のパテを楽しむためのバーガーですね。
パンはほの甘いのも美味しい。
ものすごくソースの主張が強いわけではなく、肉とソースのバランスがとにかく絶妙。追加したチーズは「三種のチーズを使った特製モルネーソース」でこれがまた素晴らしく美味しい。
ベーコンやハラペーニョも追加して正解で「多過ぎず少な過ぎず」の、これ以上ないバランスです。
凝りすぎてない良さ、といいますか。
ソース1つ1つは相当に考えて作ってあるのでしょう。
それをバランスよく組み合わせたら、なんとも説明し難いシンプルに美味しいものが出来ました、というかんじです。あっさりなのも良い要素ですね。
直径小さめで高さがあるので食べにくいのですが、
もう美味しいから見た目なんて気にせず笑
フレンチフライは波型&V字のカットで珍しいのかな。塩加減も適度、これも普通に美味しかった。
ドリンクは一般的なドリンクバーにあるものです。
600円課金でスーパードライもオーダー可』(ごろごろはっちゃんさん)
※価格は税込。



