〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
THE SMILE CHOCOLATE Cafe &(京都・清水五条)
2024年9月、清水五条駅から5分ほど歩いた鴨川沿いの場所に、滋賀県大津で人気の「THE SMILE CHOCOLATE」の姉妹店「THE SMILE CHOCOLATE Cafe &」がオープンしました。
本店の「THE SMILE CHOCOLATE」を5年続けてきた中で「もっとチョコレートの魅力を伝えたい」と考え、「THE SMILE CHOCOLATE Cafe &」はカフェを併設。チョコレートを使用したケーキやドーナツ、ドリンクなど本店にはないメニューを揃え、さまざまなチョコレートの楽しみを発信したいと考えているそう。
スイーツを作るのは、京都市や和歌山市のチョコレート専門店やカフェで経験を積んだシェフショコラティエの吉野さんと、ショコラティエの末廣亮介さん。「マリアージュ」をテーマに、オープンキッチンからチョコレートスイーツを提供しています。
お店があるのは鴨川沿い。五条より南側はより自然を感じることができ、客席の窓からは水鳥や魚などの多様な生き物が暮らす様子を見ることができたりと、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
内装は沖縄を拠点に活動する建築家の岡戸大和さんが手がけ、店舗の補強工事の際に出た廃材をそのまま内装で使用。廃材を使用することにより、まるでずっとこの場所にお店があったかのような空気が生まれ、工事で出るゴミも極限まで少なくできたそう。
看板メニューの「チョコホリックブラウニーケーキ」800円は、ベトナム産カカオのビターチョコレートとミルクチョコレートをブレンドしたブラウニーケーキを少し温め、その上にバニラアイス、そして溶かしたピュアチョコレートをとろりとかけた、チョコレート好きのためのブラウニーケーキ。外はザクザク、中はしっとりとしたブラウニーに濃厚なチョコレートとアイスが絡まり、思わず頬がゆるむおいしさです。
開発に1年かけたというもちもち、ふわふわの生地が特徴のドーナツ「チョコレートドーナツシリーズ」320円〜420円も、チョコレートのおいしさをしっかり楽しめると好評。
チョコレートドーナツは、一般的には植物性油脂を添加したコーティングチョコレートを使用することが多いそうですが、同店のドーナツに使用するチョコレートは手作業でテンパリングをしたピュアチョコレート。「板チョコ&バター」「チョコレートカスタード」「ストロベリーチョコレート」など7種類がそろいます。
おすすめのドリンクは、京都の焙煎所「BEAR’S BREW COFFEE」に製造を依頼したという、チョコレートのための「ブレンドコーヒー」550円。すっきりとした苦みが特徴的な酸味の少ない深煎りコーヒーで、オープンの1年以上前から何度も試行錯誤して生まれた自慢のコーヒーです。アイスでもホットでも、カフェラテにしても存在感があり、チョコレートのおいしさをさらに際立たせます。
お店のある清水五条エリアはかつて五条楽園と呼ばれた遊郭でしたが、この数年でさまざまな店舗がオープンしている新たな注目エリアです。有名な銭湯「梅湯」やアウトドアブランドの「山と道」、任天堂創業ビルをリノベーションしたホテル「丸福樓」など、お店に行くときには近隣の探索も楽しそう。お散歩がてら、おいしいチョコレートスイーツとコーヒーで一息ついてみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント
『・ガトーショコラ(620円)
・カフェラテアイス(550円)
をオーダー。
チョコレート・バター・砂糖・卵のみで作るチョコレートそのものを楽しめるガトーショコラは、酸味・苦味・渋味のバランスがよい甘さを抑えたタイプ。
バターもカルピスバターを使うなど材料にもこだわられてます。
大津でも人気のお土産差し入れにピッタリな「MANDIAN(マンディアン)」がこちらでも購入可能に。
チョコレートに大きさや形が異なるナッツやドライフルーツなどがコラージュのように組み合わさり、種類も豊富でどれにするか迷う〜』(こばみつさん)
※価格は税込。