〈食いしん坊が集う店〉

食べることが好きで好きで、四六時中食べ物のことを考えてしまう、愛すべき「食いしん坊」たち。おいしいものが食べたければ彼らに聞くのが間違いなし! 今お気に入りの、“とっておきのお店”を教えてもらった。

教えてくれる人

高橋 綾子
フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレスとして従事した中で肥えた“食”へのこだわりは、その後の素晴らしい人々との出会いと相まっていつしか人生そのものに。その間に培った食のデータと人脈を武器に“喜ばれるレストラン”の発掘に勤しむ日々。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。

「アモルファス」がアラカルト主体の“うまいもの屋”に!

目印はこのドアノブだけ

赤坂駅から徒歩2分なのに隠れ家ゆえ、知る人ぞ知る「アモルファス」が、シェフ交代に伴い内容を一新、リニューアルオープンしました。コンセプトは“うまいものだけが食べられる”。そんな店ならさぞかし予約困難になるはずですが、10席のうち予約を取るのは6席までなので、あれが食べたい!と思ったら当日ふらりと訪れることもできるなんてうれしい限り。

※お店のInstagramに事前にDMを。

テンションが上がる店内

店内はダークカラーを基調にしたシックな雰囲気。席の間隔をゆったり取っているのでくつろげます。メニューは「前菜」「主菜」「麺・ご飯」「デザート」に分かれており、1,500円〜となっています。2人でシェアするのにちょうどいいポーションですが、人数に合わせてアレンジもしてくれるそう。何を選べば良いか悩むという人には「その日の料理から、シェフが選んだ5品前後(8,000円)」がおすすめです。

シェフの李 俊煌さん

シェフに就任したのは李 俊煌(リ・チュンファン)さん。なんと193cmの長身で、学生時代はサッカー部でポジションはキーパーだったそう。大阪の調理師専門学校を卒業後はフランス料理店で修業。コロナ禍を機にフリーランスの出張料理人に転身します。その後、大阪で住所非公開の隠れ家カウンターレストラン「Lee」でシェフを務めました。本日は李さんのおすすめ5品をご紹介します。