〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

廻転鮨 銀座おのでら 大阪店(大阪・心斎橋)

外観 写真:お店から

2024年3月、大阪メトロ御堂筋線・心斎橋駅7番出口から徒歩約5分のところにオープンした「廻転鮨 銀座おのでら 大阪店」は、ミシュラン掲載の実力店「鮨 銀座おのでら」の品質の寿司がリーズナブルにいただける業態のお店。東京・表参道にある本店、京都店に続いて、3店目のオープンとなります。

カウンター席 写真:お店から

店名に“廻転鮨”と付いていますが、あえて回転レーンは置かず、目の前で職人が握り立ての寿司を提供。本格的な江戸前寿司を気軽に、よりリーズナブルに1貫から楽しめるお店です。

場所は、関西の心臓部であり、多様性のある美食文化と活気に満ちた大阪屈指の繁華街・心斎橋エリア。裏にはアメリカ村があり、客層も10代からと幅広いのが特徴です。

料理長の寺田祐也氏 写真:お店から

料理長を務める寺田祐也氏は、寿司業界で約15年にわたって研鑽を積み「廻転鮨 銀座おのでら本店」「廻転鮨 銀座おのでら 京都店」の立ち上げ時に料理長として尽力。現在は、大阪店と京都店、2店舗の料理長を兼任しながら毎日腕を振るっています。

やま幸 本マグロ 中トロ 写真:お店から

同店のイチオシは「やま幸 本マグロ 中トロ」620円。“やま幸”と言えば、毎年1月5日に行われる恒例の東京・豊洲市場新春マグロ初競りでおなじみの仲卸で、お店の母体となる「ONODERA GROUP」が今年4年連続5回目(2018年・2021年~2024年)の一番マグロを落札しました。マグロの仕入れ力と目利き力には定評を得ています。

自家製小肌
自家製小肌   写真:お店から

その他「自家製小肌」340円や「自家製煮穴子」640円、「活車海老」1,100円もおすすめ。

やま幸マグフィーユ 写真:お店から

大阪名物の箱寿司を「銀座おのでら」スタイルにアレンジし、やま幸の本マグロを使用した「やま幸マグフィーユ」750円を大阪店限定メニューとして提供。江戸前寿司に欠かせない赤シャリに、上段から赤身漬けマグロ、トロたく、中トロを重ねた贅沢な箱寿司で、仕上げに香り豊かな柚子のピールを振りかけています。

個室 写真:お店から

「黄昏時の美しい海」を再現したという内装は、波の鼓動、水のせせらぎ、夕日の温かさなど、海のモチーフを各所に落とし込み、華やかな街に合うラグジュアリーな雰囲気です。また、格子戸をスライドして仕切る個室を3部屋用意。天井には、部屋ごとに異なるジャパネスク柄のクロスを使用し、変化を付けています。

座席数は、カウンター31席、4人掛けテーブル5卓、個室(最大6名様)3部屋の計69席。鮮度抜群のネタ同様、いつ訪れても活気がある同店もあっという間に人気店になりそうです!

※価格は税込

文:斎藤亜希