〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
とんかつ ここまでやるか。(東京・外苑前)
2024年3月、外苑前駅から徒歩5分ほどの場所に、とんかつ好きが本当に行きたいとんかつ屋を目指した「とんかつ ここまでやるか。」がオープンしました。「食べログ イタリアン TOKYO 百名店」に選出されている青山の人気イタリアン「malca」の北野 司氏がプロデュースしたとあって、既に注目を集めています。無類のとんかつ好きのイタリアンシェフ北野氏と、都内の有名とんかつ店出身の料理長とマネージャー、「とんかつ食べ歩きスト」が集結して立ち上げた理想のとんかつ店。繊細に、大胆に、細部までこだわり抜いたとんかつを提供します。
スタイリッシュで和食店のような落ち着いた雰囲気の店内には、カウンター8席の他、4名用のテーブル席があります。出来立ての熱々でサクサクなとんかつを、くつろいで味わえます。
ランチタイムは定食を用意していて「特上ロース」2,800円と「特上ヒレ」3,200円の2種類、当日の仕入れ状況で銘柄や価格は変動します。扱う銘柄豚は「兵庫・神戸ポークプレミアム」や「埼玉・美麗豚」「新潟・越乃黄金豚」「北海道・どろぶた」など。お代わり自由のご飯、お味噌汁、キャベツ、香の物が付きます。単品メニューで「特上ヒレ2切」1,500円と「神戸牛と銘柄豚のメンチカツ1個」900円などがあります。
デイナータイムはアラカルトで脂の旨みあふれる看板メニュー「特上ロース」2,600円や、やわらかく上品なおいしさの「特上ヒレ」3,000円、脂身とサシが豊富な「リブロース」3,000円などを用意。全国の豚肉を食べ歩いた料理長が厳選した銘柄豚を日替わりで提供します。二度揚げしたとんかつは、衣がサクサクで、中はジューシー。丁寧に揚げることで、肉はしっとりとやわらかく仕上がっています。
つけタレには醤油、本山葵、スパイシーなモホソース、すりたてのゴマに熱々のソースを合わせたものがあります。定食のように楽しむなら、卓上の土佐酢と、バスクの湧き水からつくられた完全天日塩で味わう「キャベツ」400円と「御飯・赤出汁」400円を一緒に。ご飯はお米マイスター厳選の秋田県産「サキホコレ」を使用しています。
晩酌の気分なら「春菊と水菜のお浸し」や「淡路島産 新玉ねぎのサラダ」700円、「エビフライ(1本)」800円や「旬野菜のフライ4種(1人前)」1,000円などで、お酒を楽しむのもいいですね。アルコールは生ビールや焼酎以外に、こだわりの日本酒やグラスワインを豊富に揃えているのも魅力的。食後にはルイボスティーが提供されます。
とんかつのおいしさはもちろんのこと、ソースやお米、漬物など、細部にまでとことんこだわっているとんかつ店。体験すれば最後には「ここまでやるか」と声に出してしまいそうな、魅力あふれる新店です。
食べログレビュアーのコメント
『「なんとなく行っとかないとなー」ぐらいの感覚で気軽にお邪魔しました(^^)
ところが!ですよ。その軽い気分を覆す、なんと圧巻のクオリティ。
ロースは2種類から選べますが…
■ 新潟県 越乃黄金豚 特上ロース 2,800円
■ 千葉県 サワラ 1,200円
□ ビール(小)
□ ハイボール(響)
とんかつは…
低温でじっくり→高音で表面香ばしく→蒸らし
の揚げ工程ですが、蒸らしは極力短く、熱々で提供されます。
なので、余熱による食べながらの変化も楽しい。
当然ながら、衣はサックサク♪
厚切りの赤身はしっとりと瑞々しく、脂もくどくない。
「どろぶた」と迷いましたが、こちらで正解でした!
そしてまた、この肉厚のサワラがヤバイ!ふっかふかですよ♪
モホソースをオススメいただきますが、下味の塩味がしっかりなので、塩も何もいりません。
このままが一番うまい。メイン張れます!絶対にまた食べたい(^^)
夜は当初、コースのみの設定だったそうですが、多くの反応を受けて、定食の提供もOKにしたそう。それは、朗報ですね。
サワラまであんなに美味しいんじゃ、夜にアラカルトで愉しみたくなりました♪』(parisparis877さん)
『「埼玉,味麗豚、特上ロース」
¥3,900
をオーダーしました。
飼料や肥育にこだわり、獣臭の少なさと脂の甘味が特徴的な銘柄豚である「味麗豚(みらいとん)」。
お肉の良さを際立たせるため低温でじっくり火入れしたあと、高温の油で2度揚げ。
この工程のおかげで中はしっとり外はサクッ!
一口噛み締める度に肉汁が広がります。
肉質自体もきめ細やかで大変柔らかく、今までにない味わいでした。
とんかつ以外にも大事な相棒であるご飯にはお米マイスター厳選の秋田県産「サキホコレ」、油を洗い流してくれることをイメージしたという敢えての赤だし、衣がベチャベチャならないよう別添えにしたキャベツなどなど、とにかくこだわりが目白押し!
もう一つ斬新だったのがソース類!
基本は岩塩と擂りたての胡麻に注いだ温かいソースがメインですが変わり種でパプリカをベースにしたキューバで人気のスパイシーソース「モホソース」、醤油や本山葵などが!
自分好みな組み合わせを発見する楽しさもあり、最後まで飽きることなく美味しく堪能することが出来ました!
締めには温かいルイボスティーをいただいてフィニッシュ。
新しいとんかつ文化を創造していってくれそうな【とんかつ ここまでやるか。】さん。
是非また伺いたいと思います!』(yoshimurakeiさん)
※価格はすべて税込。