ハノイ生まれの伝説のコーヒーの味とは?
おしゃれなカフェが多いベトナムで親しまれている、首都ハノイ発祥のエッグコーヒーは、名前の通り卵(卵黄)を使ったコーヒー。1940年代、当時貴重だった牛乳の代わりに泡立てた卵黄を使ったことから生まれたという。卵とコンデンスミルクを泡立てたクリームをコーヒーの上にトッピングしたもので、濃厚でなめらかなクリームはカスタードクリームのようでもあり、苦みと甘みのあるティラミスのような味わいが特徴だ。
ハノイの旧市街にあるエッグコーヒー発祥のカフェ「CAFE GIANG」は、エッグコーヒーの考案者から唯一受け継いだ初代の味を守り続けて70年あまり。数々のオファーを断り続けていたが、今年4月23日、神奈川・横浜に日本初上陸することとなった。ベトナム国内も含めて、同店の暖簾分けが初めて実現したことになる。
ベトナムから直輸入した焙煎豆を使用。まるでスイーツのようなコーヒー、ぜひお試しあれ。
CAFE GIANG
オープン日:4月23日(月)
住所:神奈川県横浜市中区山下町78-3
営業時間:10:00-23:00
定休日:無休
文:秋吉真由美