〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
nope(ノープ)(東京・千歳烏山)
2023年7月1日、千歳烏山駅から1分ほどの場所に「nope(ノープ)」がオープンしました。2月に惜しまれながら閉店したスパイスカレーの名店「レカマヤジフ」の高木シェフによる新店舗。早くもシェフが作るスパイスと中華が融合した唯一無二の料理を求めてファンが訪れています。
シェフを務める高木祐輔氏は、広東料理の名門、ザ・ペニンシュラ東京内の「ヘイフンテラス」で7年間修業。その活躍ぶりからForbes誌による「Forbes 30 Under 30 Asia 2020(アジアを代表する30歳以下の30人)」に選出されるほどの実力派若手シェフとして注目されます。
その後、伝説の中華レストラン「ナポレオン フィッシュ」(※現在は閉店)で店長を務めた小野大樹氏と共に、「レカマヤジフ」にて多彩なスパイスと素材を見事なバランスで融合させたカレーを提供し、大評判に。その高木氏が、今度は中華の世界で華麗なスパイス使いの技を披露してくれます。
店内はグレーと黒を基調とし、店のロゴが描かれた壁などがスタイリッシュな空間で、まるでフレンチレストランのよう。客席はカウンター8席、2人掛けのテーブルが1つとこぢんまり。落ち着いた雰囲気でデートや大切な人との会食、2軒目利用などにぴったりです。
公式SNSに豆鼓、青山椒、馬告といったスパイスの写真がずらりと並んでいるように「nope」でいただけるのは、多彩なスパイスのエッセンスを巧みにプラスし、旬の食材のおいしさを生かしたオリジナリティあふれる中華料理です。
おすすめメニューは「豚の角煮 宝塔肉」。中国スパイスをふんだんに使用し、煮込んだ角煮をさらにピラミッドのような塔の形に細工するという手の込んだ料理。ビジュアルも抜群ですが、トロトロと柔らかい豚肉も絶品です。
そのほか、熟成させたイワシの皮目を炙り、香味野菜と共にそば粉のクレープで食べる「鰯 葱生姜とハーブ 蕎麦のクレープ」や、中国風甘酢でマリネした新生姜を合わせた「愛知の平貝 白木耳と新生姜と炒めて」など、どれもスパイスの奥深さや素材の組み合わせの妙を楽しめるものばかり。
高木シェフの料理の世界をさらに深めてくれるのが、ワインとのペアリング。約20種類以上の世界の厳選ワインを取り揃え、オーダーした料理にぴったりの一杯を合わせてくれます。
「レカマヤジフ」からさらに進化し続ける高木シェフの新感覚料理を体験しに、出かけてみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント
『コンセプト通りにスパイスの効いた高級中華とワインが楽しめるお店でした
お洒落ながら狭い店なので大人数でワイワイという感じではないですね
10人くらいいたら貸切もできそうな箱
全部美味いけど、肉系とつゆそば、カレーは特にオススメ』(ばび7さん)
『雰囲気 落ち着いた独特な雰囲気(オリエンタル?インダストリアル?)でおしゃれ
味 言わずもがな
レカマヤジフ時代に何度かお世話になったが雰囲気も趣向も全然違う店。高木シェフの洗練された無駄のない動きが見ていて心地よい、、。
普段使いも有りだし、特別な日にも使えるお店、、。
期待していた分、少々怖い部分もあったが、期待を裏切られず良かった』(1986a8さん)