〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

THE FRONT ROOM(東京・二重橋前)

2022年9月に東京駅すぐの丸ビル1階にオープンした「THE FRONT ROOM」は、どんな時間帯・シーンでもスタイルを変えて使えるTimeless & borderlessな「こんな場所が欲しかった!」と思える大人のカフェです。

手掛けるのはカジュアルダイニング「RIGOLETTO」など、東京・横浜を中心に国内に29店舗のレストランを展開するHUGE。スパニッシュイタリアンやモダンメキシカンなど、様々な食のジャンルを生み出したHUGEが今回創り上げるのは、丸の内のサードプレイスになるような初のカフェ業態です。日本の交通網の中心でもある東京駅は、ビジネスや観光などで、日々多くの人が行き交います。そんな東京駅からすぐの場所で、時間や料理のジャンルにもとらわれず、どんな人にでもくつろいでもらえる居心地の良い空間を提案しています。

「THE FRONT ROOM」のコンセプトは「プロのスタッフ」がいるカフェ。レストランを得意とするHUGEだからこそ提供できる、料理・ドリンク・ワインの内容はこだわりぬいたものばかりです。多様なジャンルを融合させた料理には、化学調味料を使わず、素材そのもののおいしさを味わってもらえるよう、調理工程の細やかな部分も大切にしています。

フレンチトースト「無花果とバニラシャンティ」

料理人、サービスマン、バーテンダー、バリスタなど、それぞれのプロフェッショナルなスタッフが、ゆったりと過ごせるような空間を作り、料理やドリンクもスタイルだけではない本格的なカフェになっています。

フレンチトースト「プロシュートとリコッタチーズ」

シグネチャーメニューのフレンチトーストは、ふわっふわの食感がやみつきに!「ホイップバターとメープルシロップ」1,320円や、「無花果とバニラシャンティ」1,650円、「プロシュートとリコッタチーズ」1,650円などバリエーションも豊富。

フレンチトースト「ホイップバターとメープルシロップ」

こだわりのリッチな厚切りブリオッシュは卵・牛乳・砂糖などを混ぜたアパレイユ(液体状の生地)にしっかりと漬け込み、表面はカリッと香ばしく、中はとろふわ食感に仕上げています。フレンチトーストに使うパンは、系列店の「SHIBUichi BAKERY」で培ってきた製法で、このために開発したブリオッシュ生地。見た目のボリュームにも驚きますが、一口頬張るとふわふわでとろける口当たりとのギャップも楽しい一品。ホイップバターの塩味も相まって、甘い・しょっぱいをエンドレスで味わいたい。熱々のスキレット鍋で提供されるビジュアルにも食欲をかき立てられます。

グリル野菜のチャバタ・サンド

サラダやサンドイッチは、HUGEの強みの一つである社内の青果バイヤーが買い付ける新鮮な野菜や果物を贅沢に使い、見た目も鮮やかで体にもうれしい品々です。「グリル野菜のチャバタ・サンド」1,320円はもっちりとしたチャバタの食感と、香ばしくグリルした野菜の甘さと旨みを楽しめます。テイクアウトも可能なので、差し入れなどにも喜ばれそうですね。

レモン・スプリッツ

プロのバーテンダーがいるからこそ楽しめるBARタイムも「THE FRONT ROOM」の魅力の一つ。すっきり軽やかな「レモン・スプリッツ」825円や杏仁とココナッツが香る滑らかなフローズンカクテル「杏仁コラーダ」1,100円などのオリジナルカクテルがおすすめです。

18ヶ月熟成 スペイン・テルエル産ハモン・セラーノ

「18ヶ月熟成 スペイン・テルエル産ハモン・セラーノ」(S 990円・R 1,650円)や「3種チーズのナチョス」(S 660円・R 990円)など、本格的なカクテルと相性ぴったりなメニューもあり、軽く飲みたい気分の時にもちょうどいいですね。

解放感のある気持ちの良いテラス、電源つきの便利なカウンター、おしゃれなダイニングにラグジュアリーなソファー席と、一日の様々なシーンで、自分にあった使い方ができる大人のためのカフェ、おすすめです。

※価格はすべて税込

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤明日香 写真:お店から