〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。

Jennifer Seven(東京・原宿)

写真:お店から

2022年8月にオープンした「Jennifer Seven」は、「食べログ ハンバーガー 百名店」にも選ばれている原宿のグルメバーガーショップ「THE GREAT BURGER」や、ドーナツブランド「GOOD TOWN DOUGHNUTS」など、都内でアメリカン業態のカフェやブランドを運営する株式会社LDFSが新たに手掛けるハンバーガーショップです。

写真:お店から

場所は原宿駅から徒歩5分ほどの場所、「THE GREAT BURGER」真横。ジェネラルストア(雑貨店)・コーヒースタンド併設型で、ジェネラルストアでは店主がアメリカで仕入れた食器やアパレルグッズ、ワインや食器も取り扱っています。
コーヒースタンドでは、系列各店でこれまでも提供してきたオリジナル焙煎コーヒー「GOOD TOWN COFFEE」や、食べ歩きにも丁度よい手軽さのチャイニーズアメリカンな中華まん(肉まん・あんまん)もテイクアウト可能。こちらの奥の扉を開けると、70年代風のアメリカンなバーガーショップが現れます。

写真:お店から

ダイナーや学食からインスピレーションを得たという内装は、レトロアメリカンな雰囲気を醸し出しています。店内のインテリアはオーナーシェフの車田篤氏自ら手掛けていて、シンプルかつクラシックモダン。1年の1/4を、アメリカを中心とした海外で過ごし、旅・⾷・街・⼈・⾃然からモノとコトをインプットするという車田氏のこだわりが感じられます。

同店で提供するのは、これまで「THE GREAT BURGER」で展開してきたようなボリューム満点のグルメバーガーではなく、どこか懐かしさを感じられるシンプルでクラシックなハンバーガーです。長年グルメバーガーに向き合ってきた車田氏が、良い意味でも悪い意味でもバーガー市場が多様化し過ぎてきているのを感じ「本来のハンバーガーって、もっとシンプルで気楽なものだよね」という思いを表現したそうです。

「オールドスクールバーガー」935円 写真:お店から

メニューはハンバーガー6種類、サンドイッチ4種類、ポテトやスイートポテトのフライなどのサイドメニュー、デザート、ドリンク。メインのハンバーガーは、ふんわりと焼き上げたバンズに、和⽜脂を混合したビーフ100%パティ(120g)と特製ソース、フレッシュオニオンスライス、ピクルスをサンド。「求めていたのはこのシンプルさだったのか」と納得のおいしさ。まさにハンバーガーの原点回帰です。

「クラシックスマッシュチーズバーガー」1,540円と「フレンチフライ」330円 写真:お店から

ベーシックな「オールドスクールバーガー」935円はもちろん、パティを鉄板で潰してカリカリに仕上げたアメリカの昔ながらのハンバーガー「クラッシックスマッシュチーズバーガー」1,540円もおすすめ。表面を香ばしく焼かれたパティは、噛む度にジューシーな肉の旨みを感じられます。

「ストロベリーシェイク」1,100円 写真:お店から

デザートには、懐かしくてかわいらしいビジュアルの「ストロベリーシェイク」1,100円やサンデーなども。
注⽂はモバイルオーダー。二次元コードを読み込むと写真付きメニューが表示され、オーダーするシステムになっています。

懐かしさを感じるハンバーガーを楽しみながら、古き良き時代のアメリカを体感しに出かけてみてはいかがでしょう。

※価格はすべて税込

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

文:佐藤 明日香