カレー細胞さんのご指名はこれ!
チキン&キーマカレーをあいがけで
写真左から、大量の炒めタマネギとトマトをベースにした、特製チキンカレー。ゴロッと入った鶏肉は、スプーンでほぐれるほど柔らかい。右は、和風だしが染み込んだ、柚子大根のキーマカレー。みずみずしい大根と柚子が爽やかなハーモニーを奏でる。
ライスは「多賀城みそらの郷」の米「いのちの壱」に、インドのバスマティライスを混ぜた和と印のブレンド。上には、素揚げしたごぼうと大葉がのっていて、見た目も華やか。
副菜も手が込んでいて、酸味・甘味・塩味の3種類がバランス良く盛られている。内容は時期によって変わり、写真はセロリの土佐あえ、シナモンで味付けをしたサツマイモの素揚げ、キャベツのココナッツ炒め煮。カレーに混ぜれば、味変も楽しめる。
カレー細胞(松 宏彰)さん
やはり注目すべきは、中央に鎮座するおにぎり。左右にどんなカレーがやってきても、ちゃんと着地はニッポンのお米。汁物や副菜と合わせていただける「おにぎりスパイスカレー」。これはクセになります。
絶品ナンを浸して、カレーを一滴も残さず完食
松さんのおすすめは、ライスもナンも楽しめる「御飯&揚げナンセット」。揚げたナンとは、これまたオリジナリティあふれる名品だから、必ず付けたい。
カレー細胞(松 宏彰)さん
これがとにかく香ばしくて最高! ライスと交互に楽しめるのですが、最後お皿に残ったカレーもこのナンでしっかり拭き取っていただけるのがポイントです。
子どもも食べやすいようにと、ナンを揚げて提供するようになったそう。揚げている割に油っこくなく、揚げることでふっくら感と甘みが増す。小さめオーダーもOK。
おにぎりと揚げナンで食す、新しいスタイルのスパイスカレーにハマりそう!
お口直しに、甘酒で作った自家製ラッシー
多賀城産の古代米からできた甘酒を使って、ラッシーに。まるでベリーのようにフルーティーな古代米の風味が、カレーの後にぴったり。農家とつながりが深い加藤さんの「地元の農業を盛り上げたい」という思いから生まれた一杯。
カレー細胞(松 宏彰)さん
このお店、ラッシーまでお米にこだわっているんですよ。「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価の高い甘酒がベース(お酒ではありません)。悶絶級にうまいから、ぜひ飲んで!
店長は「東北カレー同盟」のメンバー
加藤さんは「東北カレー同盟」の中心的人物でもある。仙台の人気カレー店「Kikuchi Curry」「しろくろ食堂」の店主らとタッグを組み「仙台カレートリップ スタンプラリー」を主催するほか、コロナ禍でキッチンカーやオンラインでの販売にも挑戦。東北のカレーシーンを盛り上げる、東北カレー同盟の活動も要チェック!