東京駅前にある「ホテル龍名館東京」15階の和食店「花ごよみ東京」で、日本全国から厳選した、秋を感じる日本酒「ひやおろし」が飲み比べできるフェア「日本酒BAR」が開催されている。11月30日までの期間限定。

旬の土瓶蒸しと全国のおつまみ4種セット

“ひやおろし”とは、冬に醸造し、ひと夏熟成させた、秋限定で楽しめる日本酒のこと。“日本酒で全国を巡ろう”をテーマに、同店の唎酒師が21県の酒蔵から全24銘柄をセレクト。

熟成により凝縮された旨味と酸が特徴の特別純米酒「陸奥八仙 特別純米 ひやおろし 緑ラベル」(八戸酒造・青森)や、秋刀魚や茄子など秋の味覚との相性が良い「春霞 特別純米 栗ラベル(黄)ひやおろし」(栗林酒造店・秋田)、華やかな香りの「明鏡止水 特撰純米吟醸 ひやおろし」(大澤酒造・長野)など、全24銘柄の中から、常時12種類(グラス500円~)が揃う。

長芋の磯部揚げ

また、青森で酒肴として親しまれている「長芋」の磯辺揚げや、茨城の冬の味覚「あんこう」のあん肝、新潟の名産「鮭」のなめろう、高知が消費量全国1位である「鰹」の酒盗を組み合わせた酒盗クリームチーズ、日本酒と出汁割にしても楽しめる土瓶蒸しの「旬の土瓶蒸しと全国のおつまみ4種セット」(3,500円)も用意。

鮭なめろう菊花和え
土瓶蒸し

マイルド系や超辛口系、芳醇系など、豊富なラインアップから飲み比べができるので、好みの銘柄との出会いも楽しめそう。東北、関東、中部、近畿、中国、九州と、旅気分で旬の地酒を味わいたい。

※価格はすべて税込

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は、感染症対策の実施と人混みの多い場所は避けるなど、十分にご留意ください。

文:秋吉真由美