今やヘルシーアイテムとして定着したコールドプレスジュース。コールドプレスジュースとはその名の通り、果物や野菜をじっくりとプレスすることで栄養をまるっと摂取できる飲み物。サラっとしていて消化器官に負担をかけず、手軽に野菜の1日必要摂取量を摂ることができ、いまや定番のヘルシーアイテムに。ただ、昨今では都内にはコールドプレスジュースがひしめき合って、どこから行けば良いか分からない人も多いのでは? 2017年の特徴はコールドプレスジュースに+αの提案があるということ。単にフルーツや野菜をプレスしただけじゃない、飲む人の視点に立ったアイデアをしている店が増加中なのだ。そこで今回は、作り手たちが細部にまで愛情を注いだ新生コールドプレスジュースの注目店舗を紹介する。
ジュースクレンズ×発酵で一石二鳥の栄養価
西麻布にニューオープンした大泉工場は、まるで実験室のように目で見て楽しめる空間。ここで、日々「食」「健康」「文化」をキーワードにしたプロダクトを提案している。ユニークなのは、ハリウッドセレブたちからも支持を得ている「KOMBUCHA」を併せて提供しているところ。
「KOMBUCHA」とは緑茶や紅茶を発酵させたドリンクでフルーティーな味わいが特徴。新鮮なオーガニック素材を搾汁しているので、雑味がなく、繊維質を感じない。そのため一般的なコールドプレスジュースに比べて、さらにすっきり飲める。
栄養面ではコールドプレスジュースの豊富なビタミンに加えて、乳酸菌や酵素、ポリフェノールなど、栄養素を多く含んだKOMBUCHAを組み合わせている。一挙両得で栄養を摂れる「Kombucha Cleanse Program」がある点も嬉しい。体のクレンズに加えて、腸の調子を活発に整える菌活も取り入れてみてはいかがだろう。
恵まれた自然で育った食材をジューススタンドで
日本橋に佇む小さなジューススタンド、EJ JUICE&COFFE 日本橋店。
新鮮な野菜を毎日バランスよく摂取するのは難しいもの。ここでは体内の毒素を浄化するジュースクレンズのメニューはもちろん、“疲労回復”や“二日酔い対策”、“不足している1日分の栄養素”などビジネスパーソンを悩ます不調にも対応したジュースを管理栄養士と野菜ソムリエが監修して用意している。トマトやシソ、小松菜など全ての野菜が旬の産地のものであり、そのまま食しても美味しいものを日本中の生産者さんから厳選して仕入れている。
どんな野菜や果物が好みがわからない人は、まず体調の悩みからセレクトしてみるのがオススメ。
新鮮なコールドプレスジュースを搾りたてでお届け
ファーマーズジューストーキョーのコールドプレスジュースは、これまで飲んだものに比べて濃厚なテイストに感じるはず。
「農薬や化学肥料に頼らず作物を栽培する」ことは気が遠くなるほどのトライ&エラーの繰り返し。そうやって育てられた野菜、果物はそのものの本来の味。変なえぐみや、苦さはほとんどない。ここでのジュース作りの過程においては、野菜・果物が蓄えた自然のままのビタミンと日常で摂取することが難しい生きた酵素、自然のままの栄養が凝縮されている。
また、搾りたてのジュースを可愛いボックスワゴン車で好きな場所まで宅配してくれるサービスもスタートした。暑い夏は、オフィスや自宅からお気に入りのジュースをオーダーしてエネルギーチャージをしよう。
まずは飲んでみるべし
今年オープンしたコールドプレスジュース ショップは、ユニークなコンセプトを掲げているものばかり。いつものテイストから個性派ジュースにシフトすれば、楽しみながらキレイになれそう。まだ未体験という方は、これを機に始めてみては。
文:ItadakiMari