【食べペディア】バブル全盛期に若者の間で流行したイタリアンの新しい呼び名『イタメシ』
「イタメシ」とは、イタリア料理を指す、日本独自の造語。バブル全盛期にフランス料理よりカジュアルで、しかもお洒落なイメージがあるため、大流行した呼び名である。「イタリアの飯」を略したもので、「炒めた飯」のことではない。
ファッションや家具などイタリア風のデザインが世界的にブームとなり、その流れで、ラザニアやティラミスなどのイタリア料理を表現する「イタメシ」が広く若者の間で普及した。庶民的なイタリアンという意味で使われる場合もある。イタメシの一例として、ピザ、パスタ、米料理ならリゾット、パンはフォカッチャやグリッシーニなどがある。トマト・燻製肉・オリーブ・チーズ・ワインを多用し、風味豊かで濃厚な旨味を持つ料理が多い。
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