【今週のマストイートスイーツ】

新作商品に、期間限定商品、ニューオープンと、日々更新されていくスイーツトピックスには心が躍るもの! 当連載では、いま食べるべき最新スイーツ情報をまとめてご紹介。プレゼントや手土産、自分へのご褒美にも役立てて。

 

ハーゲンダッツ初の和スイーツ専門店から、空港限定もちふわどら焼きまで、今週も気になるスイーツがいっぱい!

1. ハーゲンダッツに、“あん”や“みたらし”が絶妙にマッチ!

東急プラザ銀座にあるカフェ「数寄屋橋茶房」にて、ハーゲンダッツ初の和スイーツ専門店「Häagen-Dazs 茶房」が、4月18日から5月6日までの期間限定でオープン。

 

フランス人のステファン・ダントン氏がプロデュースする日本茶・フレーバーティーの専門店「おちゃらか」が今回のメニューに合わせて開発した、オリジナルフレーバーの日本茶とアイスのマリアージュを楽しめる。

ハーゲンダッツの定番フレーバーを使用した創作和スイーツは、全8種類。なかでも一押しが、イチゴ、ビワ、うぐいす豆の3種のあんを風味豊かな薄皮チョコレートどら焼き生地で包んだ「3種のどらやきクレープ with クッキー&クリーム」(単品:1,080円、日本茶セット:1,580円/ともに税込)。あんの滑らかな食感と、クッキー&クリームアイスクリームのザクザクした食感の対比が癖になる!

想像するだけでワクワクしてしまうのが、「みたらしわらび with マカデミアナッツ」(単品:980円、日本茶セット:1,480円/ともに税込)。甘じょっぱいみたらしがたっぷりとかかった濃厚なマカデミアナッツアイスクリームは、甘味、塩味、苦味が好バランス。柔らかなわらび餅と歯ごたえのあるナッツ、ふっくらとした黒豆と、さまざまな食感を楽しんで。ハーゲンダッツアイスクリームの新しい魅力に、どっぷりハマること請け合い。

 

2. 「ヨックモック」青山本店でスウェーデンの味覚を味わい尽くす

手土産の定番として愛され続ける、「ヨックモック」。青山本店にある「BLUE BRICK LOUNGE(ブルー・ブリック・ラウンジ)」にて、スウェーデン大使専属シェフ、マーリン・エリクソン氏が監修するティーセットが4月20日から登場。バリエーション豊かな料理&小菓子のコンビネーションで、スウェーデンのお茶文化を堪能できる。

 

スウェーデンと日本の外交150周年を記念して誕生した、「〜フィーカ スウェーデンの伝統〜ブルー・ブリック・ティーセット」2,592円(税込)。国民食であるミートボールとビーツのオープンサンドに、お祝い時に欠かせない鮭のマリネ、ルバーブのパイとバニラソースや、スウェーデンで一番人気を誇る菓子パン・シナモンロールなど、7種類の料理&小菓子がセットに。スウェーデンを代表する味覚を味わい尽くせば、プチ旅行気分が楽しめそう!

またティーセットを提供する6月19日までの期間中、青山本店限定の焼き菓子のパッケージも、スウェーデン風にリニューアル。スウェーデンのシンボルである馬と自然をモチーフにしたカラフルなデザインは、おしゃれ度満点。日頃のティータイムも味わい深い焼き菓子とともにほっと一息、スウェーデンに思いを馳せて。

 

3. 大阪国際空港限定!人気和菓子店が手がける“もちふわ”どら焼き

人気和菓子店「叶 匠寿庵」が手がけるもちもち&ふわふわ食感のどら焼き「うわのそら」が、4月18日から大阪国際空港限定で発売開始。大阪の老舗珈琲ブランド「HAMAYA」とコラボした珈琲味とプレーンの2種類がラインナップ!

 

「うわのそら」になるほど美味しいどら焼きを、関西の旅を思い浮かべながら味わってほしい、というコンセプトのもと誕生した本商品(2種共通価格:5個入り1,080円、8個入り1,728円/ともに税込)。丹念に炊き上げた北海道産小豆のつぶ餡をたっぷりと包んだもちもち&ふわふわの生地は、口に含むなり幸せな気分に。

 

「HAMAYA」とのコラボが実現した珈琲味は、10種類をブレンドした完全オリジナルの珈琲豆を生地に使用。ぎりぎりまで細かく豆を挽くことで、“もちふわ”食感をキープ。ブラジル、コロンビア産の豆を使用した濃縮珈琲も使用し、珈琲をより深く味わえる商品に。大阪国際空港を訪れる機会には、ゲットするのを忘れずに! レア感絶大な商品は、ハズさないお土産としても大活躍すること間違いなし。

 

販売店舗:大阪国際空港内 関西旅日記・17番ゲート内(大阪府豊中市蛍池西町3-555 大阪国際空港)

※他店舗、順次販売開始予定

4. トレンドスポットで味わいたい、貴重な食材たっぷりの春限定スイーツ

先日オープンを迎え、盛り上がりを見せる東京ミッドタウン日比谷。6階のレストラン&ティールーム「DRAWING HOUSE OF HIBIYA(ドローイング ハウス・オブ・ヒビヤ)」では、淡路島の大粒イチゴ“紅ほっぺ”ずくめのパフェや、桜色の純国産鶏卵“さくら卵”の焼きプリンなど、春限定のスイーツが目白押し!

全国のイチゴラバーを惹きつけるのが、大粒の“紅ほっぺ”をたっぷりと敷き詰めた「季節のフルーツ淡路島菜園“紅ほっぺ”のパフェ」1,600円(税別)。タイベリーの濃厚なソース、紅ほっぺを贅沢に使った自家製イチゴアイス、カスタードクリーム、バニラアイスをサンドし、さくさくのクレープ生地を加えた、まさにイチゴずくめのパフェ。

プリン好きに味わって欲しいのが、「ソルティなミルクアイスと北坂農場“さくら卵”のこだわり焼きプリン」800円(税別)。桜色の純国産鶏卵“さくら卵”の濃厚な味わいをしっかりと感じられる、シンプルに焼き上げられたプリン。ジャージー牛乳で作ったミルクアイスはフランス産岩塩を加え、ほどよい塩味が上品な甘さの濃厚プリンと絶妙にマッチ。東京ミッドタウン日比谷でのショッピングとともに、トレンドを先取り!

 

5. これがスイーツ!?ジャニス・ウォンが手がける美しきエディブルアート

写真:©ハウステンボス/J-18442

 

「アジアベストレストラン50」でアジア最優秀パティシエに輝いたことでも知られる、シンガポール出身のジャニス・ウォン氏が手がける“エディブルアート”の展覧会「世界一きれいなスイーツ展」が、「パレス ハウステンボス」にて5月14日まで開催中。ジャニス・ウォン×ホテル ヨーロッパ特製のスペシャルデザートも提供される。

写真:©ハウステンボス/J-18442

 

食べられる素材を用いたアート作品=“エディブルアート”で表現するのは、ハウステンボスの象徴である花と光。スイーツの花で埋め尽くされた巨大なウォールアートや、透明感のある砂糖細工によるサンゴ礁など、思わず息を呑む美しい空間が広がる。

写真:©ハウステンボス/J-18442

 

展覧会後に味わいたいのが、ホテル ヨーロッパ内「アンカーズラウンジ」で提供されるジャニス・ウォン×ホテル ヨーロッパ特製のスペシャルデザート3,200円(税込・サービス料別)。

 

ひとつのプレートにデコレートされたのは、ショコラとムースの2種類のデザート。ショコラはチョコレートと水を50:50の配分にすることで、軽い食感に。杏仁に似た甘い香りが特徴のトンカ豆を使用したアイスクリームを添えて。ムースはカカオ豆をイメージしたアールグレイ風味のチョコレートムースに、博多あまおうのソースをトッピング。

 

色彩異なるふたつのデザートで、冬から春に季節が移り変わる様子を表現。アジアを代表するパティシエの美しいスイーツを味わえるチャンスを見逃さずに!

 

「世界一きれいなスイーツ展」
期間:5月14日(月)まで開催中
場所:パレス ハウステンボス(長崎県佐世保市ハウステンボス町)
料金:パスポート類提示で500円、その他700円(ハウステンボス入場料別途必要)

 

文:中西彩乃