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清澄白河・渋谷・千駄ヶ谷で出合える「スペシャルティコーヒー」のおいしい店
【清澄白河でコーヒー】マイナーなスペシャルティコーヒーとの出合いを求めるなら最適!
2015年の「ブルーボトルコーヒー」日本上陸を皮切りに、大きなムーブメントを巻き起こしたサードウェーブコーヒー。日本には元から良質なコーヒーを提供する喫茶店文化が根付いていたこともあってか、一過性のブームにはとどまりませんでした。単一のエリアで育てられた、いわゆるシングルオリジンのコーヒー豆を扱う焙煎所が増え、それを扱うコーヒースタンドや小規模カフェも、今ではすっかり身近な存在になっています。
そんなカルチャーを牽引する「コーヒーの街」として知られるのが清澄白河。このエリアにはサードウェーブ以前から、個性豊かで高品質な、いわゆるスペシャルティコーヒーを扱う、2013年創業の「ARiSE (アライズ)」がありました。
オーナーは老舗コーヒー豆卸売会社で10年間も焙煎士として経験を積んだプロフェッショナル。2021年7月にはテイクアウト専門の新店舗「ARiSE COFFEE PATTANA (アライズ コーヒー パッタナー) 」もオープンさせています。
場所は、東京を走ることを目的にデザインされた自転車ブランド、トーキョーバイクの旗艦店「TOKYOBIKE TOKYO」の一角。レンタルバイクも利用できるため、近隣を散策する際の拠点としてもおすすめです。
店名にあるパッタナーとは、発展や進歩を意味するタイ語。その名の通りタイをはじめ、フィリピン、ベトナム、ラオスの農場などから独自ルートで直接仕入れる、貴重なアジア産スペシャルティコーヒーを多数取り揃えています。世界的に認められている中南米やアフリカのコーヒー豆と遜色ないクオリティなのだそうですが……果たしてどのような味わいなのでしょう。
スペシャルティコーヒーが一般に浸透してきたことにより、これまで味わったことのない産地のコーヒー豆との出合いも増えてきました。清澄白河には、ほかにも名店が点在しているので、散策がてら飲み比べてみるのも面白いでしょう。