荻窪の人気もつ鍋店が渋谷に“肉割烹”をオープン

厳しい審査をクリアした店だけが扱える「生肉」。調理器具や調理場所などに厳しく細かな規定があるためコストがかかり、高級店などでしか提供することが難しかったのだが、5月末に誕生した渋谷の商業施設「HULIC & New SHIBUYA」に肉割烹なる専門店がオープンした。

 

その名も「認定生肉取扱店 肉割烹 もつ吉」。予約が取りづらいといわれる荻窪の人気もつ鍋店「もつ吉 本店」の姉妹店である。和牛の生肉を使った「刺し身」や「握り」はもちろんのこと、生食用の肉だからこそ表現できる“進化系肉料理”もオンメニュー。心置きなく生肉に浸ることができる。

 

牛レバーの提供に際しては、厚生労働省が「63℃で30分間の加熱と同等以上の殺菌効果を有する方法での加熱殺菌」という加熱料理基準を示しているが、こちらのこだわりがすごい。

 

下処理を施した後、スチームコンベクションオーブンを使い、約5時間をかけて徐々に温度を上げていき、低温調理という肉にストレスを掛けない加熱方法を用いることで「63℃で30分」の加熱という条件を満たしながらも、生レバーに近い、ねっとりとした濃厚な食感や風味を表現しているのだ。

 

さらには、「もつ吉 本店」の看板メニューも食べられ、立地の良い渋谷にあるというのだから、早めの予約がおすすめ。

 

生肉を生かした「進化系肉料理」とともに、希少な京野菜も味わえるとあって、ダイエットを気にする肉食女子からデートの店選びに悩む男性まで注目する、話題の店となりそうだ。

食べるべき進化系肉料理

新感覚のふわふわとろとろハンバーグ

余韻を引くねっとり 低温調理 和牛レバ刺し

「もつ吉 本店」の看板メニューも食べられます!

別腹の冷んやりスイーツ

 

店内は京都の古民家をモチーフにしており、アンティーク家具や調度品が並んで落ち着いた雰囲気。デートや肉食女子会のお店選びにぜひ。喜ばれること間違いナシの1軒になりそう。