【食べペディア 23】クリーミーな口当たりが人々を魅了する『エシレバター』

 

「エシレバター」とは、フランス中西部エシレ村で生産された、クリーミーな口当たりと芳醇な香りが特徴の発酵バターである。発酵バターとは、クリームを乳酸発酵させてから作るバターで、ヨーグルトのような爽やかな酸味と風味が特徴である。

 

エシレ酪農協同組合は1894年からバター作りを始め、代々伝わる乳酸菌を大事に使いながら、昔ながらの製法で変わらぬ味を守り続けている。エシレ村の気候、風土、水、牧草、昔から受け継がれている乳酸菌が揃ってエシレバターが生まれる。また、牛乳から作られたクリームは、殺菌発酵の過程を経て、木製チャーン(撹拌機)の中でバターに練り上げられてゆく。ミルクのまろやかさ、発酵バターの爽やかさ。一口食べれば、その香りの豊かさに魅了されてしまう。

 

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