【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#242】「秋葉原カリガリ 八重洲店」

東京駅ヤエチカのTOKYO CURRY QUARTET内にオープンした「秋葉原カリガリ 八重洲店」

渋谷の小さなお店からスタートし、秋葉原に移転してからは「神田カレーグランプリ」優勝、「吉野家」とのコラボ、有名芸人と間借りカレー事業の展開や人気アイドルとのレトルトコラボなどさまざまな文化と融合した楽しく精力的な活動を見せ、カレー好きなら誰もが知る人気のお店となっている「カリガリ」が2025年10月16日、東京駅ヤエチカのTOKYO CURRY QUARTET内に「秋葉原カリガリ 八重洲店」をオープンさせました。

楽しい雰囲気の内装にも注目

店内は秋葉原の本店を感じさせる内装で、ひねりのきいたサブカル感もある雰囲気が楽しい空間。カウンターもテーブル席もあるので一人でもグループでも利用しやすいです。

メニュー構成も看板メニューの「アキバ盛りカレー」をはじめ、お酒とおつまみにミニカレーがつくセットなど、さまざまなニーズに対応。

「おつまみ煮豚」

まずは個人的にお気に入りの「おつまみ煮豚」600円で乾杯。単体でおいしく、カレーのトッピングともなっている煮豚なのですが、お酒も進みますしカレーに加えてもしつこくならないほどよい塩梅です。

「アキバ盛りカレー1」

アキバ盛りカレーには1から3まであるのですが、創業時からの定番は1の方というわけで、カリガリカレーとインドカレーのあいがけが楽しめる「アキバ盛りカレー1」ランチ1,280円/ディナー1,510円を。

店名を冠したカリガリカレーは濃厚でチーズのような風味も感じるココナッツカレー。タイカレーとはまた違う着地でわかりやすく個性あるテイスト。

もうひとつのインドカレーはココナッツカレーをベースにインド的スパイスを加えたスパイシーなものですが、やはり他店のインドカレーとも違う着地となっていて面白いです。これにさまざまなトッピングがのって満足度も抜群の一皿。

「八重洲盛りカレー」

「八重洲盛りカレー」1,800円は、カリガリカレーと先述したインドカレーのあいがけに見えて実はインドとはまた違うカレーとなっています。

「八重洲盛りカレー」が食べられるのは八重洲店だけ!

カレーマニアに向けて新たに開発したというこちらのカレーは八重洲盛り専用となっており、カリガリのインドカレーをベースにしつつクミンやフェンネルといった香り系スパイスがより前面に感じられる仕上がり。ほどよい酸味もあいまって確かにマニア受けしそう。ラム串がトッピングされるのですが、このラム肉との相性がとても良いです。

ラム串がいい仕事をしています

カレー初心者にはわかりやすく、カレーマニアにも楽しさを感じられるカリガリ。だからこその人気であり、そんなお店が東京駅直結の場所にできたのはとても素晴らしいこと。

2025年10月現在のTOKYO CURRY QUARTETは、スープカレー、欧風カレー、インドカレーの人気店がそれぞれ入っており、そこに加えて独自性を持つカリガリが入ったことにより、以前とはまた違う楽しさとなっていて、盛り上がりを見せていきそうな空気を感じます。カリガリがその台風の目となりそうな予感ですよ。

※価格はすべて税込

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

文:カレーおじさん、食べログマガジン編集部

撮影:カレーおじさん