〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
Ecrin de Louis ROBUCHON(東京・表参道)
2025年7月、表参道駅構内にわずか2坪のパティスリー「Ecrin de Louis ROBUCHON(エクラン・ドゥ・ルイ・ロブション)」がオープンしました。手掛けるのは「フレンチの皇帝」と称されたジョエル・ロブション氏を父に持つルイ・ロブション氏。父から受け継いだフランス料理のエスプリと技術を礎に、日本とフランスの極上素材を駆使し、料理と菓子の垣根を越えたガストロノミック・スイーツブランドを築き上げています。

店名の「Écrin(エクラン)」は、宝石職人が最上の宝石を収める特別な箱を意味します。ルイ・ロブション氏は、この小さな空間に“輝き”をぎゅっと詰め込みました。表参道駅という日常の中に現れる非日常体験──まさに、美と感性が詰まった“菓子の宝石箱”です。1.5坪の店内には、父ジョエル氏から受け継いだ構築美と、ルイ氏ならではの素材感覚、現代的な軽やかさが凝縮されています。

高級ジュエリーブティックを思わせる雰囲気に、温かみのある木目のショーケースが並びます。

注目は、焼き立ての「シュー・クロッカン」シリーズ(2個1,240円、3個1,780円、6個3,510円。セット販売のみ)。ザクザク食感のアーモンドクロッカン生地と、とろけるクレーム・パティシエールの絶妙なハーモニー。仕上げにフランス産オレンジリキュールをたらすことで、香りのアクセントを添えています。ルイ氏が緻密に計算した食感と香りの構成により、シンプルながらも、一口ごとに印象が変わるシュー菓子です。

芦屋本店で人気のバターサンド「シュマン・ド・ピュールテ」(3種セット)を期間限定で販売。色鮮やかでありながら、着色料不使用の上品なスイーツです。

また、常時販売の「クレーム・ブリュレ」(790円)は、ブルボン・バニラが香るなめらかな口どけ。黒糖とシナモンの特製クランブルをふりかければ、香ばしさとサクサク食感が加わり、親子の記憶を感じる特別な一品に仕上がります。

さらに、ロブション家発祥の地、フランス・ポワトゥー地方の郷土菓子を現代的に再構築した一口サイズのチーズケーキ「トゥルトー・チーズケーキ」(9月下旬販売開始予定)、芳醇なバターが香る「フィナンシェ」(430円)、ダイヤモンドのように輝くクッキー「ディアマン・バニーユ」(900円)など、目にも舌にも喜びを与えるラインアップが揃います。

自分へのご褒美にはもちろん、手土産や贈り物にも最適な「Ecrin de Louis ROBUCHON」のスイーツ。表参道駅構内という日常の導線に現れる、宝石のように輝く新スポットとして、訪れる人々の記憶に残る特別な時間を提供してくれます。
食べログレビュアーのコメント

『クレーム ブリュレ 790円
父ジョエルの故郷ポワトゥーに息づく郷土菓子を、
ルイが再構築したと言う「トゥルトー」
狙いでしたが、販売しておらずで、
上記商品を選択させて頂きました。
幼き日の父との思い出を再構築した、
記憶のデザート!
小さめのプラスチックの容器に入っていますので、
キャラメリゼはされておらず、代わり?に
黒糖のクランブルが添えられた一品ですね。
流石とも言える、美味しさでありまする~♬』(ゆっきょしさん)

『スイーツはシュークリームやチーズケーキ、クレームブリュレ、クッキーやバターサンド等。
お目当てはシュークリームだったのですが、この時は用意がまだとのこと。
今回はクレームブリュレを持ち帰りいただきました!
バニラビーンズがたっぷりのブルボンバニラを使用したブリュレにはさくさくのシナモンと黒糖をきかせたクランブルをのせて。
駅構内で購入したとは思えない品格のあるブリュレ。
表面に砂糖をふりかけバーナーでキャラメリゼしたブリュレではありませんが
濃厚なアパレイユにクランブルの食感も良いアクセント。
次回はシュークリームをねらいたいです!』(どくだみちゃんさん)
※価格は税込。


