〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

真打 英多朗(京都・四条大宮)

外観
外観   写真:お店から

2024年6月に惜しまれつつ閉店したうどんとラーメンの店「真打 英多朗」が、同年11月、四条大宮駅から徒歩2分ほどの場所で再オープンしました。同店は1984年に京都の長岡京で創業。四条烏丸に移転してからも、メディアで取り上げられたり、著名人が多く訪れたりと、長年幅広い層の方から愛されてきました。閉店後も「またあの味を食べたい!」という声が多く届き、今回の再オープンに至ったそう。

スッキリとしたカウンター席
スッキリとしたカウンター席   写真:お店から

店内は和風で落ち着きのある居心地の良い雰囲気。清潔感のある空間に、客席は一人でも利用しやすいカウンター席やグループ利用にも最適なテーブル席があり、全16席です。

看板メニュー「ゆずラーメン」 写真:お店から
看板メニュー「ゆずラーメン」 写真:お店から   写真:お店から

看板メニューの「ゆずラーメン」(並・1,100円/大盛・1,280円)は、背脂たっぷりの鶏がらスープに、うどん屋ならではのだしを馴染ませた醤油、更にゆずの搾り汁をたっぷり入れた爽やかな味わい。7時間炊いた鶏ガラにカツオ一番だしを加えた、ゆずの香りが良いスープは、鶏のうまみに背脂のコクと甘みが加わって、飲み干す人が続出の一杯になっています。ラーメン好きな店主がいつかラーメンもやりたいという熱い思いから長年食べ歩き、うどん屋の経験を活かして完成した「ゆずラーメン」は、何十年も愛される商品。麺はこだわりの国産小麦を使用し、かんすいを少なめにスープとの相性を高めたストレート細麺で、有名製麺所を3年かけて口説いて作ってもらったのだそう。

ラーメンはなんと6種類もあり、毎日通っても飽きません
ラーメンはなんと6種類もあり、毎日通っても飽きません   写真:お店から

ラーメンは他にも秘伝の味のだしのきいた「カレーラーメン」(並・1,200円/大盛・1,380円)や、昔ながらの醤油ラーメン「中華そば」(並・950円/大盛・1,130円)、京の西京味噌を使用した「みそラーメン」(並・1,150円/大盛・1,330円)などさまざまな種類を用意しています。トッピングの自家製肩ロースチャーシューも肉のうまみをしっかり味わえ、口の中でとろけるほどやわらかいと好評です。

手前がさぬきうどん(温)、奥がさぬきうどん(冷)
手前がさぬきうどん(温)、奥がさぬきうどん(冷)   写真:お店から

また、同店の本格手打ち「さぬきうどん」はツルツルもちもちの弾力・歯ごたえに仕上げていて、だしには厳選カツオ節4種をブレンドした一番だしを使用しています。上品な風味が魅力のだしは麺の香りを引き立て、口の中で渾然一体となったうまみを楽しめます。「さぬきうどん 温」(並・770円/大盛・990円)はねぎ入りで、「さぬきうどん 冷」(並・800円/大盛・1,020円)はねぎと大根おろし入り、どちらも天カスを別皿で提供します。トッピングも「きつねあげ」(2枚・440円)や「半熟卵」(130円)などの他、「大海老天」(480円)や「かきあげ天」(350円)など揚げ物も豊富に揃っています。

とりカレーうどん
とりカレーうどん   写真:お店から

秘伝のスパイスとつゆがマッチした「とりカレーうどん」(並・1,200円/大盛・1,420円)も香り高く、とろみのあるつゆが麺に絡んでおいしいと人気です。

特選黒毛和牛ともち豚のしゃぶしゃぶ
特選黒毛和牛ともち豚のしゃぶしゃぶ   写真:お店から

また、自慢のカツオ一番だしと北海道産昆布のつゆに、たっぷりの魚介を加えて味わううどんすきを楽しめるディナーコース「うどんすきセット」(3,800円)や、こだわりの和牛と京都特選もち豚のしゃぶしゃぶを堪能できる「しゃぶしゃぶコース」(6,600円)も用意していて、宴会利用にもおすすめ。コースは予約が必要です。

ちょっと一杯セット
ちょっと一杯セット   写真:お店から

夜は、17~20時半限定で、おつまみ+お酒の「ちょっと一杯セット」も提供していて、サク飲みにも最適。「一味ちがう 焼きギョーザ」(5個・440円)や「チャーシュー盛」(590円)、各種天ぷらなど、おつまみも充実しているので、居酒屋使いにも◎。

豊富なメニューが魅力で、昼と夜では違った使い方のできる「真打 英多朗」。まずは人気の「ゆずラーメン」を味わいに足を運んでみてはいかがでしょう。

食べログレビュアーのコメント

喘息男
ゆずラーメン全部のせ 並   出典:喘息男さん

『・ゆずラーメン全部のせ 並
ベースが鶏ガラかな?
背脂もチャッチャッ系で京都らしい。
けど鰹の風味であっさり馴染みやすいスープ。
更には柑橘感が最高にマッチしてて
40年前にこの斬新なラーメンがあった事に本気でびっくりした。

・かき揚げ丼
カリカリのかき揚げ。
ミニサイズたからサイドにピッタリ。

・とり唐ポン
むね肉の唐揚げでさっぱり
おろしポン酢で更に軽く食べれました』(喘息男さん)

よっちゃんのパパ
ゆずラーメン   出典:よっちゃんのパパさん

『注文はタブレットでするスタイルになっており、名物の「ゆずラーメン」(1,100円)をいただく事に事にしました。どんぶりには、チャーシュー、もやし、刻みネギ、すだちが盛り付けられスープの表面にはたっぷりと背脂が浮いています。

スープは鶏ガラをベースに鰹や昆布を合わせた鶏魚介の白湯スープに背脂が加えられた動物系のこっさりとしたコクと魚介系の旨みが合わされ柚子の香りと酸味も効いておりさっぱりといただけます。

麺は低加水の中細ストレート麺が使われており、しなやかなコシと歯切れの良さがありスープも良く馴染みます。

チャーシューは豚肩ロースがら使われておりお箸で掴むと崩れるほど柔らかく口の中でとろけ美味しくいただきました。

濃厚なスープと柚子の酸味がバランスが良く濃厚なのにあっさりといただける美味しい一杯でした』(よっちゃんのパパさん)

※価格は税込。

文:佐藤明日香