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新しいお店がどんどん出店し、ますますの盛り上がりを見せる飲食業界。「気になる店が多すぎてどこの店に行ったらわからない!」という人も多いのではないでしょうか。
そこで、グルメ情報に精通している方々に、最近訪れた新店に関するアンケートを実施。特に注目している「今月の新店」について教えていただきました。
今回はドーナツ探求家、溝呂木一美さんにお答えいただきます。
教えてくれる人
溝呂木一美(みぞろぎひとみ)
ドーナツ探求家・イラストレーター・デザイナー・手芸愛好家。国内外で年間500種類以上のドーナツを食べ、自身のブログや各種SNS、テレビやラジオ、雑誌、Webメディア等でも情報を発信。著書に『私のてきとうなお菓子作り』(ワニブックス)、『ドーナツのしあわせ』(イースト・プレス)、『ドーナツの旅』(グラフィック社)。いろいろ制作ユニット「スタジオ・ソラリス」所属。
今月のベストワン
Q. 直近で行った新店の中で、特におすすめしたいお店を教えてください
A.「高尾 さんかく堂」です
高尾山は都心からのアクセスがよく、初心者でも登りやすい、とてもいい山です。「高尾 さんかく堂」がオープンしたことで、山登りも好きなドーナツ探求家としては、高尾山は「山もドーナツも一緒に楽しめる」素晴らしい場所となりました。とにかく登山はエネルギーを消費するものです。登る前にもお腹に何か入れたい、登った後も疲労回復したい。そんな気持ちを叶えてくれるお店の登場は、多くの山好きの人にとっても喜ばしいことでしょう。ドーナツは山のカタチをしているだけでなく、しっかりと食べごたえがあり、山登りをする人のニーズをよく考えられていると思います。
Q.「高尾 さんかく堂」でおすすめしたいメニューを教えてください
A.「さんかく堂ドーナツ プレーン」です
揚げたてのドーナツを堪能するなら、迷うことなく「プレーン」480円を食べましょう。ホカホカと香ばしく、やわらか。温かいため、より豊かな小麦の風味を味わうことができます。グラニュー糖ときび砂糖をかけており、コクのある甘さが特徴です。もちもちとした食感でボリュームもあり、山登りの前の腹ごしらえ、山登り中のおやつにもぴったりです。疲れて帰ってきた下山後のお楽しみにしてもいいですね。
A.「ジェラート」です
素材の持ち味を生かしたジェラートは、そのまま食べてもおいしいですが、プレーンドーナツにつけて食べるのもおすすめです。温かいドーナツが、ひんやりしたジェラートをとろっと受けとめ、じゅわっと新しい味の誕生です。ダブルで頼むなら、山ぶどう・木苺・ブルーベリーを使った酸味がさわやかな「山の果実」と、5種のナッツとプラリネ(ナッツをキャラメリゼしたもの)を加え、濃厚な味わいの「森の木の実」の組み合わせが最強です。