帰省時に必ず買いたい肉弁当!

年末年始の帰省や旅行に向かう新幹線内でのお楽しみといえば、なんといっても駅弁。東京駅周辺のデパートや商業施設での“駅弁戦争”は年々過熱しているが、12月13日には京葉ストリートに“地方生産者とお客さまをつなぐ”ことをテーマにした店が新たに登場し、話題を集めている。

 

そのなかでも肉好きの心を弾ませるのが、東京で焼肉ラバーの間では知らない人はいないと言われるほど人気の「格之進」の新ブランド「格之進TSB(ティー・エス・ビー)」だ。

岩手県の一関市から熟成肉のおいしさを発信する格之進は、肉食ブームが起こる前から熟成肉やTボーン、Lボーンといった塊肉を提供。自然豊かな環境で育つ牛や豚の食肉の魅力を広く伝えてきた。

 

焼肉店を中心にハンバーガーショップ、海と山の幸の融合を楽しませるレストラン、自慢の熟成牛を販売する精肉店など、さまざまな業態を展開。初の試みとなる駅弁にも、地元の食肉や食材を多くの人に知ってもらいたいという熱意が見て取れる。

左上から時計回りに段違い肉膳、肉畑弁当、肉万両

 

店舗で取り扱うのは、4種の肉弁当。新幹線の長距離移動や家族旅行のおともにぴったりなのが、熟成肉特製そぼろ丼と黒酢煮込みの熟成肉丼、熟成肉の焼肉丼が3段セットになったボリュームたっぷりの段違い肉膳(2,929円)。

 

今年のグルメトレンドのひとつでもある“インスタ映え”度ナンバー1は、彩りも美しい肉畑弁当(1,080円)だ。そぼろご飯のうえにパクチーやパプリカなど、岩手県生産者による野菜をたっぷり使っており、ヘルシーなのも嬉しい。

 

ビールやお酒を飲みながら、いろいろつまみたいという人には肉万両(2,160円)がおすすめ。格之進自慢のハンバーグに熟成肉特製そぼろご飯、パプリカ&角切り熟成肉、熟成肉黒酢和えがセットになった究極の肉弁当に、旅の気分もいっそう盛り上がりそう。

段違いハンバーグ

 

肉好きのハートに“ジャストミート”なのは、シンプルに王道を貫いた段違いハンバーグ(1,404円)。ハンバーグと熟成肉特製そぼろご飯を存分に堪能できるとあって老若男女を問わずに人気が出そうだ。

 

種類豊富な肉弁当に目移りすること必至。行楽のおともはもちろん出張前後のパワーチャージに、「格之進」渾身の弁当を求めて、東京駅にさっそく足を運びたい。

 

 

写真:富澤 元

取材・文:小寺慶子