大規模な再開発にともない、しばらくこの地を離れていた大人たちから再びの注目を集める街・渋谷。だけど、いざ来てみたら食事処に迷ってしまうというケースもしばしば。そんな、“シブヤお久しぶり組”の迷える大人たちのため「食べログ グルメ著名人」で渋谷区初のCEO(Chief Eat Officer)を務める小宮山雄飛さんに渋谷の新&定番グルメスポットを両方教えてもらっちゃおう!というこの連載。
[新]編22回目となる今回は、気軽にグルメバーガーを食べられる新スポット「Blue Star Burger Gourmet 113 渋谷宇田川店」をご案内します。
【大人の渋谷メシ・新編】第22回「Blue Star Burger Gourmet 113 渋谷宇田川店」
テイクアウトに特化したハンバーガー専門店として中目黒でオープンし話題となった「Blue Star Burger」が、渋谷にコンセプトストア「Blue Star Burger Gourmet 113 渋谷宇田川店」をオープン。「Everyday gourmet」のコンセプトのもと、毎日気軽にグルメバーガーを楽しめるお店ということで、さっそく行ってきました。
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50’sダイナー風の造りですが、ところどころに現代風のPOPなデザインが入っていて、コンセプト通り「気軽に」入りたくなるお店。
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注文はタッチパネルによるセルフオーダー式。こういう部分の新しさもブルースターらしさです。
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店名にも入っている「113」の数字ですが、実はパティの1枚の重量が113gなのです。113gはおよそ1/4ポンド。食べ応え十分そうです!
ということでまず頼んだのは「ベーコンエッグチーズ113」。
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バンズの間に、レタス・ビーフパティ・チーズ・ベーコン・エッグが、どれも埋もれることなく見事な層をなしていて、一つ一つの素材の新鮮さが伝わってきます。
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口をかなり大きく開けないといけませんが、思い切ってがぶり!
バンズはふわふわ、肉はしっかりと肉肉しい味わいがあり、レタスがめっちゃシャキシャキ。それぞれの味や食感を感じつつも、一つのハンバーガーとして合わさったときの完成度がめちゃくちゃ高くて、これはおいしい。
113gのお肉は1枚でもしっかりとした重量感がありますが、実はさらなる上があるのです。ということで、次はお肉が2枚入った226をオーダー!
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もはや、タワーのようにそびえ立っています。これも一気にかぶりつくと、まずはパティの存在感がすごい! 肉の赤身と脂身のバランスが良いので、量が増えてもしつこくなく、肉の旨味だけが増す感じで実においしい。
そして、やはり名脇役なのがレタス。シャキシャキ感をより感じるように「折りたたみ式」にしてあるので、食感に軽やかさを加えてくれていて、よく考えられた組み合わせです。
お次はこれまた「映える」一皿を。
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見てください、このルックス!
モッツァレラに加えてゴルゴンゾーラがたっぷりとかかっているので、ブルーチーズの風味も加わっているという、チーズ好きにはたまらない一品。さすがの113gのお肉もまったく見えません。
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完全にお肉を覆い隠す量のチーズ! 折りたたみ式のレタスがなんとか姿を現していますが、下のバンズすら見えません。お味の方は、ブルーチーズの風味が良いアクセントになっていて、実に濃厚。
しかし、これだけの量のチーズがあってもしっかりお肉の味がするのは113gの分厚さゆえでしょう。そして最後に頼んだのが、お店でも最上級・最重量のブツです。
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113gのパティが4枚入った、その名も「the1ポンド」。完全に「肉」です。
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上下のバンズに、パティ4枚、チーズ4枚、トマト、レタスという具材が見事に重なりあう姿は、もはや芸術品。食品サンプルかと見間違えてしまうほどです。
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手に持つとこんな感じ! 男の手で、なんとか持ち切れるくらい(笑)。さすがに崩れると怖いので、バーガー袋に入れて一口。
うまい!!
食べる前は「さすがに肉が多すぎでは」と思っていましたが、食べてみると全然いけるというか、むしろこのくらい食べたい!と思えるおいしさ。新鮮さにこだわっているというひき肉そのものの味のバランスが良いので、量はあってもどこかあっさりしていて食べやすいのです。これは決してチャレンジメニューではなく、肉好きにぜひ一度試してほしい一品。
まさに「おいしいグルメバーガーをもっと気軽にかぶりついてほしい」というお店のコンセプト通りの体験ができる、新たな渋谷のバーガースポットです。
※価格はすべて税込