〈食通が占う、2022流行る店〉

新型コロナウイルスによる混乱は続いたものの、少しずつ希望の光が見え始めた2021年。2022年は、思い切り外食を楽しめる一年になりますように!

そんな思いを込め、グルメ情報を熟知した有識者にアンケートを実施。2022年注目の「ブレイクしそうな店」「2,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。

フードパブリシストの高橋綾子さんがおすすめする人気店とは?

教えてくれる人

高橋 綾子
フードパブリシスト。国内外ファッションブランドのプレスとして従事した中で肥えた“食”へのこだわりは、その後の素晴らしい人々との出会いと相まっていつしか人生そのものに。その間に培った食のデータと人脈を武器に“喜ばれるレストラン”の発掘に勤しむ日々。おいしいものしか喉を通らない不思議体質。

2022年のブレイク予想

Q. 2022年に〈ブレイクしそうな飲食店〉はどこですか?

A. 「たなごころ」と「立喰 鮨となり」です

2022年はお米料理に注目したいと思っています。「たなごころ」のようなおにぎり屋さんのブランド米、ブランド海苔、ブランド塩のおにぎり。

「たなごころ」のおにぎり 撮影:馬場敬子

もう一つは超高級お寿司屋さんが出す立ち寿司や海鮮丼屋など、いわゆるセカンドラインのお寿司屋さん。「立喰 鮨となり」は「麻布十番 秦野よしき」の秦野さんのお店で、2022年1月14日オープン予定です。

Q. 2022年に〈ブレイクしそうな2,000円以内の料理〉は何ですか?

A. 「ovgo B.A.K.E.R Edo St.」の「コーンブレッド」(500円)です

コーンブレッド(左) 撮影:大谷次郎

ヴィーガンが気になっています。今までなかなかおいしいと言えなかったヴィーガン料理ですが、最近おいしいスイーツやレストランが増えてきたので、専門店でなくてもメニューに取り入れられたりしてもっと身近になるような気がします。「ovgo B.A.K.E.R Edo St.(オブゴベーカーエドストリート)」はヴィーガン焼き菓子専門店ですが、びっくりするほどのお味!

神宮前に2/4オープン予定の「マイバインミー by グルテンフリートーキョー」のヴィーガンバインミーにも注目しています。

※価格は税込です。

※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しています。最新の情報はお店にご確認ください。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

文:高橋綾子、食べログマガジン編集部