〈おいしいテイクアウト〉

新型コロナウイルスの影響でテイクアウトグルメのニーズが拡大。それに伴い「お家でおいしい食事をして元気になって欲しい」と、テイクアウトを始める飲食店が続々と登場している。もっとテイクアウトを活用して、日本の素晴らしい飲食店を応援しよう!

キッチンカーから実店舗へ

国道246号線沿いにある「たこ焼きジョージのKITCHEN+」

白い壁にタコの足が描かれたデザインの「たこ焼きジョージのKITCEN+」。世田谷区・駒沢大学駅から徒歩3分ほどの大通り沿いに、2021年4月にオープンしたたこ焼き屋だ。オープンしたばかりだというのに、お客さんがひっきりなしに訪れる盛況ぶり。

お客さんとの会話を楽しみながらたこ焼きを焼く、オーナーの吉田さん

もともとキッチンカーでたこ焼きを1年ほど販売していたが、この物件と出合い即店舗をオープンしたのだそう。「車通りが多く、大きな交差点に近い小さな店舗を探していて。この物件とはまさに運命的な出会でしたね」(オーナー・吉田さん)。ファミリー層が多い地域なのに、温かいものを気軽に買える店が少なかった駒沢大学駅周辺。こんな場所にたこ焼き屋なんて、ご近所さんたちはうれしいに違いない!

できあがるまで眺めているのも楽しい

「ちょっとした温かいものを、ご近所さんたちにテイクアウトで楽しんでもらえたら」。その言葉通り、地域に密着した店づくりを目指したことで、あっという間にリピーターが増えたのかもしれない。

ミニマム4個と8種のソース

ソースを変えても金額は同じ

たこ焼きは、基本のソースが7種類と「本日のハッピーソース」の全8種類。「本日のハッピーソース」は何が出てくるかお楽しみ! 塩レモンやかつお醤油など、ソースがなくなれば終了というお楽しみのたこ焼きだ。たこ焼き屋と言えば、ソースの違いで金額が変わってくる店も多いと思うのだが、ジョージのたこ焼きはたこ焼きの数で金額が決まる。何味でも金額は変わらないのが特徴だ。そして少しだけ食べたいと言う人や、2種類挑戦したいという人にもうれしいミニマムサイズの4個入りも用意されている。

ツヤツヤのソースがおいしそう!

「あまり重くなく、トロッとした食感を大事に、もう少し食べたいと思わせるイメージを大切にしながら作っています」という吉田さん。その言葉の通り、ふわふわトロリとしたたこ焼きは、胃にずっしりくる感覚はなく6個入りをペロリ。もう一ついけるかも……と思わせる優しいたこ焼きだ。

ご近所さんの行きつけに

「ソース&マヨネーズ」6個500円

まずはこちらから! ジョージのたこ焼き定番、パックの下にもソースを塗った「ソース&マヨネーズ」6個入り500円。たっぷりのった鰹節とふわトロ食感で、ソースがまろやかに。

「ペペロンチーノ風」6個500円

そして岩塩&ガーリックオイルで味付けされた「ペペロンチーノ風」6個500円。塩味なので、生地の味をしっかり感じることができる。ほかにも明石焼風やオリーブレモンなどの変わり種がたくさんあり、全種類制覇してみたくなる。

ご近所さんに愛されるたこ焼き屋に

たこ焼きのほかにも、カリッと揚がった「ジョージの唐揚げ」と、友人の手作りと言う夏にぴったりの「ジョージのわらび餅」も取り揃える。もうすでにご近所さんにひいきにされている同店。コロナが収束する頃には、お酒を提供しつつイートインもできる店にしていきたいとのこと。お店からご近所さんたちの笑い声が聞こえる日が待ち遠しい。

テイクアウトメニュー

ジョージのたこ焼き
4個400円、6個500円、8個600円
ジョージの唐揚げ
2個300円、4個500円、6個700円、8個900円
ジョージのわらび餅
4個300円、8個500円、12個700円

提供時間

【営業時間】
11:30〜21:00
【定休日】
月曜日・火曜日※不定期なのでSNS要確認

※価格はすべて税込


※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※新型コロナウイルス感染拡大を受けて、一部地域で飲食店に営業自粛・時間短縮要請がでています。各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いします。

撮影・文:食べログマガジン編集部