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今年6月、ビジネス街・赤坂にオープンした“赤坂バル横丁”。「女子ひとり飲み、ハシゴ酒がしやすい」と話題のこちらにお邪魔し、本当に女子ひとりでも楽しめるのか調査。一日で全9店舗を回ってきました。結論から申し上げます。
▽女子でもひとり飲み楽しめる説、ホント?
「ホントでした」。全店舗に共通しているテーマが“スタイリッシュであること”。お洒落な空間なので、女子がひとりでいても、問題なし。横丁と付くだけあり、店員さんがみんな気さくなので、緊張せずにひとり飲みを楽しめます。また、トイレがキレイなのも嬉しいポイント。
とはいえ、どんなお店があるのか気になりますよね。1店舗ずつ紹介しちゃいます。
赤坂バル横丁、ハシゴ酒の旅
“赤坂バル横丁”は、赤坂見附駅、永田町駅、赤坂駅と3駅利用できるので、アクセスも抜群! 平日は17時オープン、土日は脅威の11時30分オープンです。
1軒目 「生で乾杯!」@白金気鶏
まずは入り口すぐの焼鳥店「白金気鶏」へ。1杯目は「生でしょ」ということで、「ザ・プレミアムモルツ 480円」をオーダー。
一品目に選んだのは、「厚切りチキンロール 490円」。もも肉をタレに漬け込み、巻いた上からさらに鶏皮を巻いているため、ボリューム満点。まさに、鶏のチャーシュー!
2軒目 「無料ドリンク!?」@トレジオン
肉を食べたら、魚介が食べたくなり、「Tregion」へ移動。“とにかく女子に優しいバル横丁”というだけあって、女性限定のキャンペーンが。“平日の17時~19時はジャーカクテル”が無料!だそう。1店舗、1杯頼めるので、最大9杯飲めちゃいます(とはいえ、1品注文が条件なので、時間的には難しいかもしれません)。
出てきたのは「ピーチフィズ」。ももがたっぷり入っており、タダとは思えない完成度です。店舗によって提供するカクテルが違うので、飽きずに楽しめるのも高ポイント。
※普段の1.5倍盛り付けを頑張ってしまってくれたそう。
こちらの売りはリーズナブルながら、新鮮な魚介類。魅力的なメニューがいっぱいあったのですが、今回は“肝付き”という言葉に惹かれ「活ホタテの刺身 580円」に決定。箸で切れるほど柔らかいホタテと、かにみそが苦手な人でも食べやすい肝にノックアウトされちゃいました。
3軒目 「2皿オーダー」@GYOZA!365
満腹とは程遠い状態で3軒目に来られたことに感動し、2皿もオーダーしてしまったのが、ニュースタイル餃子店「GYOZA!365」。変り種が豊富で、いろんな“初めて”に出会える上、オーガニック野菜を使用しているので、体に優しいという、女子にピッタリなお店。
餃子といえばハイボール(持論)なので、「JIM BEAMハイボール 380円」を。
注文したのはもちろん餃子。「肉ペッパーGYOZA! 680円」と、トッピングに「ゴルゴンゾーラのエアロ 200円」をチョイス。見た目のインパクト以上に面白いのが食感。エアロと付けただけあって、ゴルゴンゾーラが空気のように軽い! ひんやりチーズを餃子にのせて食べると、ひや!あつ!ふわ!じゅわ!と口内が大忙し。
女性人気ナンバー1の「ベジ揚げGYOZA! 680円」。揚げてあるので、一見アンヘルシーに見えますが、野菜尽くしの餡なので、ビーガンさんにもおすすめ。タコスのような味で、メキシカンテイストに仕上がっています。
4軒目 「やっぱり野菜でしょ」@畑人 焼野菜
「畑人 野菜」は、千葉の農家と直接契約しているため、新鮮なお野菜が楽しめます。まずは、無料の「ベリーティークーラー」のジャーカクテルと「アワビタケ 600円」をオーダー。アワビタケは、食感がアワビに似ていることから名付けられたキノコ。バター醤油で味つけされており、お酒が進みます。
赤オクラ、五角オクラ、島オクラの3種類が入った「オクラ 600円」は、黄身醤油で。満足感のある味付けなので、野菜尽くしでも物足りなさ一切なし。
5軒目 「珍ハイボール」@GSC/Good Spice Curry
スパイスバル「GSC/Good Spice Curry」を訪問。
メニューの「スパイシーハイボール 430円」は、得体の知れない見た目に慄いてしまいますが、勇気を出して一口飲んでみてください。シナモンなどのスパイスが入っているそうで、ここでしか飲めない限定ドリンクだそう。カレーを食べたかったのですが、まだ5店舗あるということで断念。リベンジを誓いました。
▽気をつける点
「計画をしっかり組み立てるべし」。今回は、欲望が赴くままに行動していますが、5軒目で気づいたことがあります。料理がゆっくり出てくるコースと同じで、はしご酒はお腹が満たされやすい! そのため、「絶対に行きたいお店は一番目」「ここはお酒中心に楽しみたいから最後に」など、自分のコースを立てておくのが吉です。
6軒目 「泡に溺れる~」@Gracia
泡とムール貝のお店「Gracia」へ。スパークリングワインはお腹に溜まるかもと思い、あえて中盤に持ってきてみました。名物「こぼれスパークリング 490円」は、こぼれにこぼれまくる。お得感に弱い女子のハートをわし掴みにするドリンクです。
「ソースで食べるムール貝 490円」は、料理名の通りソースが選べるので、“トマトソース ピリ辛”にしてみました。味は、自家製のアラビアータソース。ほど良い塩気で、お酒が進みまくる。酒飲みと相性◎のお店です。
7軒目 「バカンス気分に」@editor’s fav るるぶキッチン
『るるぶ』が初の飲食店をプロデュース。「editor’s fav るるぶキッチン」の文字通り、全国各地を旅した編集者たちが見つけたとっておきの食材を使っています。旅行気分を味わえるガイドブック風のメニューは持ち帰りOK。隔週で地域が変わる“特集メニュー”も『るるぶ』ならでは。~9月13日までは、“北九州市・南九州市”特集です。
日本初の国産マッコリ「日本のまっこり『きぬさら』 600円」は、すっきりとした酸味で、マッコリが苦手な人でも飲みやすい!
〆っぽいものを食べたくなり「蕎麦パスタ アンチョビトマト風味 980円」をオーダー。そばパスタとアンチョビの相性の良さにビックリ。合わせるお酒を選ばない逸品。
8軒目 「のんびりタイム」@pier69
完走まであと一息! 燻製とウイスキーのお店「pier69」は、ウイスキーをカジュアルに楽しめる一方、「赤坂バル横丁」の一番奥に位置することからゆったりとした時間が流れています。看板メニューの「燻製ベーコン 680円」でウイスキーをちびちびと大切に飲み、大人気分を満喫。
9軒目 「女子は肉で〆る!」@CHOP SHOP
ラストは、入り口すぐ1軒目の「白金気鶏」の対面にある「CHOP SHOP」。かぶりつけるラムチョップと洒落たチョップドタパスが人気のお店。デザート感覚で飲める「フローズンダイキリ 680円」を〆酒にチョイス。味は日替わりで、パイナップルやマンゴー、ピーチなど8種類あるそうです。
マンゴー、生ハム、パイン、生ハム、オレンジの順に重ねられた生フルーツのおつまみ「生ハムと季節のフルーツ“六本木スタイル” 400円」。他にも代官山スタイルや赤羽スタイルなど場所のイメージに合わせて考案されたユニークなチョップドサラダが。
〆ラーメンならぬ、〆ラムチョップは、ベーシックな味の「クラシック ババチョップ」。想像以上に柔らかく、満腹を超えた満腹にかかわらず、ペロッと完食してしまいました。
▽初心者女子にオススメの回り方
「野菜で始まり、餃子で刺激し、肉は〆!」。9店舗全て魅力的だけれど、まずは、女子が特に好き!な、野菜、餃子、肉を堪能してみてはいかが? 野菜で血糖値の上昇を抑えて、餃子で食欲を刺激し、肉で満足度をGET! この回り方ならカロリーや糖質が気になる方でも少し安心。もちろん、「がっつりカレーを食べたい!」「小食なので燻製でのんびり」など、自分のタイプに合わせるのもありです。