奈良県・猿田彦神社の近くに、町屋居酒屋「なら酒蔵なべ」がオープンした。古民家をリノベーションしたリラックスできる空間で、奈良県の食材をふんだんに使った鍋料理と地酒が楽しめる。

酒粕玄人鍋

看板メニューの「酒粕玄人鍋(さけかすくろうとなべ)」(1人前1,380円)は、奈良の酒蔵「油長酒造」の日本酒「風の森」の酒粕、大和肉鶏のガラやモミジなどで取ったスープを使用。コクのある“地産地消”のスープに仕上がっている。

〆のカルボナーラ

残ったスープにフォンデュチーズと生パスタ麺を入れて作る、〆の特製カルボナーラも忘れずに味わいたい一品。

鍋料理はそのほか、赤穂坂越産の牡蠣がたっぷり入った「牡蠣づくし酒粕玄人鍋」(2,380円)や「大和肉鶏のガラ出汁水炊き」(1,480円)、「クレソンとヤマトポークのしゃぶしゃぶ」(1,380円)などバラエティー豊富にそろえる。(各1人前)

お酒は、奈良の酒蔵から、唎酒師が選んだ約40銘柄を用意。スタッフに渡された懐中電灯を持って、地下のドリンク庫にお酒を取りに行く“探検”風の仕掛けも。また、店内は個室も充実しており、各個室に冷蔵ショーケースを設置。自らドリンクを取って楽しむセルフスタイルで気兼ねなく料理とお酒が楽しめる。

ランチセット

ランチタイムには、大和肉鶏の炊き込みご飯に蔵出し粕汁、または酒粕帯うどんを組み合わせたランチセット(800円~)も楽しめる。

※価格はすべて税抜

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。

※外出される際は、感染症対策の実施と人混みの多い場所は避けるなど、十分にご留意ください。

文:秋吉真由美