【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス#235】「モンゴル料理 青空」

かつて幡ケ谷にあった人気モンゴル料理店「青空」が調布に!

日本でも数少ないモンゴル料理店として人気だった幡ケ谷の「青空」。常連も多く長年愛されたお店だったのですが、建物取り壊しのため惜しまれつつ閉店。その後「モンゴル料理 青空」として2025年6月20日、調布の地に移転オープンしました。

店内の様子

モンゴル料理と言っても想像がつかない方も少なくないかと思いますが、羊肉を使った料理が多く、クミンなどのスパイスも使用されます。さらにこちらのお店には幡ケ谷時代から愛されたオリジナルのカレーもあるのです。

「千切り豆腐サラダ」

まずは「千切り豆腐サラダ」800円から。中国料理でも使用される豆腐干絲をサラダ仕立てにしたもの。ニンジンやピーマンなどとあえてさっぱりとした味付けの中に、クミンのスパイス感がアクセントとなっています。

「モンゴル串焼き」

続いて「モンゴル串焼き」2本500円。ラム肉を唐辛子やクミンなどのスパイスと共に焼いたものなのですが、これも必食の逸品。ラムのうまみとスパイスの香りの相性の良さは多くの方の知るところであり、その良さを存分に堪能できる料理です。

「特製ラムカレー」(大)

そして「特製ラムカレー」大1,200円/小750円。ラムとじゃがいも、ニンジンのカレーです。本来モンゴル料理にカレーは無いと言われますが、日本のモンゴル料理店でカレーを出すお店は複数あり、その先駆けがこちら青空だと言えるでしょう。グレイビーにラムのうまみが溶け出し、スパイスの香りでクセのある部分は程よくマスキングされていて、食べやすく優しいテイストのカレーです。幡ケ谷時代から変わらぬおいしさで笑みがこぼれました。

「ラムホルモン煮込み」

他にも「ラムホルモン煮込み」1,200円や「牛肉サンド」700円など、個性的な料理を味わえるお店。

「牛肉サンド」

日本人は食に対して保守的で食べたことの無い料理に手を出す人は少ないと言われますし、羊肉が苦手という方も少なからずいますが、こちらのお店はそんな方にもおすすめの日本人の味覚に馴染みやすい料理が多いです。勇気を出して行ってみてください。新たな扉が開けて食生活の充実度が高まりますよ。

※価格はすべて税込

食べログマガジンで紹介したお店を動画で配信中!
https://www.instagram.com/tabelog/

文:カレーおじさん、食べログマガジン編集部

撮影:カレーおじさん