〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!

ルレ・ステック・カマクラ(神奈川・鎌倉)

お店はビルの階段を上がって2階
お店はビルの階段を上がって2階   写真:お店から

2026年5月、鎌倉駅東口より徒歩約4分のところに「ルレ・ステック・カマクラ」がオープンしました。こちらは、パリのステーキフリット専門店「ルレ・ドゥ・ラントルコート」に強い憧れと敬意を抱き、再現メニューを提供するお店です。

シェフの中村氏は、都内のビストロで修業を積んだ後、独立。出店地に古都・鎌倉を選んだのは、パリのトラディショナルな雰囲気とマッチしていると感じたからだそうです。

「ステーキフリット」バゲット・サラダ付き
「ステーキフリット」バゲット・サラダ付き   写真:お店から

食事のメニューは、パリの「ルレ・ドゥ・ラントルコート」同様「ステーキフリット」3,289円のみという潔さ。牛1頭から1kg程度しか取れない横隔膜の一部・オングレを使用したステーキは、柔らかい食感と濃厚な旨みが特徴。アロゼ(溶かしバターや肉汁をスプーンで何度もかけながら焼く技法)しながら低温でじっくりと火入れを行い、セニャン(ミディアム・レア)の状態で供されます。

選べる2種類のソースは、フランス伝統のソースマデイラと「ルレ・ドゥ・ラントルコート」の秘伝ソース。ソースマデイラは、三日三晩かけた牛の煮出し汁グラスドビアンにマデラ酒とバターを加えて丁寧に仕上げています。
また、現地でもレシピ論争が起こるほどの人気を誇る門外不出のソースラントルコートを徹底研究の末、再現。エシャロットやセージ、エストラゴン、パセリ、アンチョビ、クルミなどをたっぷりのバターでとろみを付けた香り豊かな緑色のハーブソースです。

デザートは全8種類
デザートは全8種類   写真:お店から

食後にはフランスで愛され続けている本格デザートも。お店イチオシの「クレープシュゼット」990円は、もっちりとした生地に酸味のあるオレンジリキュールソースとバニラアイスの甘みの調和がとれた一皿です。
メニュー表には、それぞれのデザートに起源や誕生秘話が。じっくり読み入った後は、きっと誰かに話したくなるはず。

内装は、伝統的なパリのビストロをイメージ
内装は、伝統的なパリのビストロをイメージ   写真:お店から

お店の中に足を一歩踏み入れると、深みのある赤を基調とした温かみのある空間が広がります。パリの名店をオマージュし、現地さながらのメニューと雰囲気を味わえる「ルレ・ステック・カマクラ」。テーブル18席の店内は、平日でも満席になることが多いため、来店の際は事前予約がおすすめです。

こだわりのステーキとデザートを味わいに、鎌倉まで足を運んでみませんか。

食べログレビュアーのコメント

パリで1番人気といわれるソース「ソースアントルコート」をチョイス
パリで1番人気といわれるソース「ソースアントルコート」をチョイス   写真:お店から

『結論言うと食べログで初めて満点つけます。今年外食で食べた肉料理(焼肉,イタリアンや中華のコース、ステーキなど)の中で一番美味しかった。

まず、胡桃とパルメザンの入ったボリュームのあるサラダと共にバケットが来ます。サラダはオーソドックスながら品のある味でなかなかこういうの出すお店無いですね。

しばらくしてお肉が来ます。ソースは緑色のアントルコート。ソースが濃厚で美味しいし、そして肉の火入れが完璧ですね。勿論柔らかいですが塩加減が丁度良く臭みも無いし、[赤身の肉を食べている]という充実感に浸れます。
普通なら肉から多少のドリップが出てもおかしく無いにも関わらずそれはシェフの腕ですね。

うーん、素晴らしいし、美味しいなぁ。
数万円するフレンチのコースの肉料理でもなかなかこのレベルのものは出てこないと思います。今度はマデラ酒ベースのソースで食べてみたいです。

サラダ、パン、肉料理で合計3,280円は破格。
また行く予定のお店です』(カプチーノキッズさん)

温かなチョコレートがたっぷりかかった「プロフィットロール」1,210円 出典:ぽてととたまごさん

『お肉は、するすると入って来るという表現が相応しいほどやわらかく、肉自体はあっさりしておりいくらでも食べられます。硬い部位とかありません。
そしてソースがまた初めて食べる味で、とてもおいしかったです。甲乙つけ難いので、両方注文すべし。付け合わせのポテトも、多いですがおいしいのでパクパク食べられます。

ドリンクは絶対に赤ワインでしょう。デザートを注文する場合、二杯目の飲み物はソフトドリンクであれば無料になります。

デザートはプロフィトロールとカフェリエジョワを。
パリパリに少し香ばしく焼き上げられたシューに、これまた自家製と思しきバニラアイスを挟み、溶かした熱いミルクチョコレートがふんだんに掛かっています。それが3つも!こんなに素敵なデザートが千円ちょっとで食べられるなんて。
パフェの方はほろ苦いコーヒーゼリーに、甘めなザックザクな焼き菓子(グラノーラ?)やスポンジケーキ、アイス、クリームなど色々なものが入っており、味わい豊かで美味しかったです。きっと一つずつ手づくりで、手間がかかってるんだろうなと感じます。

全てにおいてレベルが高く拘りを感じました。きっと店主の方は何を作っても美味しいのだろうと思います。日本にいながらパリに来たような体験ができる素敵なレストランでした。
今回もそうですが、このためだけにまた鎌倉に来たいと思います』(ぽてととたまごさん)

※価格はすべて税込

文:斎藤亜希