〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
しゝゑ(東京・代々木上原)

食への感度が高い人々が行き交う代々木上原の落ち着いた住宅街に、2026年7月、注目の寿司店「しゝゑ(ししえ)」がオープン。新潟・上越の豊かな食文化を表現する新たな挑戦が始まっています。

店主の寺島拓嗣氏は16歳で地元・新潟県上越市にて料理の道へ入った後、ドイツやアメリカ、カナダ、ニュージーランド、イタリアなど海外で寿司の指導や店の立ち上げを経験。帰国後は六本木や白金の名店を経て、有名グルメガイドブックにも掲載された大田区大森の「鮨処しし」で責任者を務めた実力派です。原点である上越の発酵文化や米、魚介の魅力を伝えたいという思いから、代々木上原で独立を果たしました。

18時半からの一斉スタートで、旬の味覚でもてなす「時季のおまかせ」(26,000円)のみという潔さ。上越から届く新鮮な魚介を中心に、マグロ専門仲卸「フジタ水産」から仕入れた極上のマグロ、全国の季節の食材が集まります。
特に情熱を注いでいるのは米。シャリには新潟県上越産のブランド米「みずほの輝き」を使用し、米そのもののおいしさを引き出しています。調味料にも新潟の塩や醤油を取り入れ、上越の風土や食文化を一貫の中に見事に凝縮させているのも魅力。
毎週土曜限定で昼営業をしており「昼のおまかせ握り」(15,000円)も提供しています。

カウンター6席のみの店内は、どこか懐かしい引き戸の音や白梅のお香がほのかに香る落ち着いた空間。カウンターには温かみのある銀杏の木を配し、表札には神代杉が使用されています。木の質感や香り、繊細な音など、五感で日本の美意識を感じられる佇まい。
店名の「しゝゑ」には、店主の名前にある「嗣」が持つ継承の意味と、「ゑ」に込めた縁・巡り・出会いへの思いがあります。上越の食文化と世界で培った技術を受け継ぎ、訪れる客人との新しい縁を紡ぐ場所となりそうです。

上越の恵みと職人技が織りなす至高のひととき。大切な人と静かに美食と向き合う特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
食べログレビュアーのコメント

『過度なパフォーマンスや派手な演出に頼らず、素材のポテンシャルと誠実な仕事を魅せてくれる素晴らしいお鮨屋さん。随所に拘りがあり、こういうお店を知っているだけで嬉しくなります。
季節を変えて、またじっくりお邪魔したいと思います』(Naofumi1110さん)
※価格は税込です。



