〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。
揚ル かりん(東京・銀座)

2025年7月15日、銀座駅から徒歩約5分のところにオープンした「揚ル かりん」は、揚げ物を中心としたコース料理のお店。同フロア内の「銀座 凛 にしむら」がプロデュースする新業態です。

料理人の井岡海斗氏は、宮崎県小林市出身。高校卒業後、静岡県熱海市の高級旅館で和食の修業を重ねたのち、“寿司職人に挑戦したい”という思いから「銀座 凛 にしむら」の門を叩きました。大将の西村英典氏が新業態を考えていた矢先、その実力が認められ、21歳にして「揚ル かりん」のカウンターを任されることに。店名は、井岡氏の名前の一文字“か”と、「銀座 凛 にしむら」の“りん”を掛け合わせたものだそう。

メニューは昼も夜もおまかせコース一択で、昼13,200円、夜22,000円。寿司職人である西村氏と、和食の料理人・井岡氏によって考案されたコース内容は、四季折々の食材を使用した串揚げをはじめとする揚げ物が主役です。
たとえば、細巻き揚げ。寿司屋が手掛けるお店だからこそいただける一品です。気になるお味は、食べてからのお楽しみ。

イチオシメニューは「鴨とフォアグラのコロッケ」。カリッとした繊細な歯触りの衣の中から現れる、鴨肉とフォアグラの濃密な香りとうまみが堪能できる贅沢な一品です。芳醇なマデラソースと一緒に。

季節の味覚を存分に味わえるお昼のコースでは、自家製アンチョビバターを添えた「アスパラガスのフライ」や、とうもろこしのすり流しと一緒に食べる「毛蟹のクリームコロッケ」もおすすめです。(2025年8月現在)

座席は、カウンター5席と個室(2~4名まで)が1室。ライブ感たっぷりの調理風景が楽しめる特等席のカウンターと、ゆっくりと食事を楽しめるプライベートな個室で、それぞれのシーンや用途に合わせて、料理人の技が光るメニューの数々を堪能できます。
※価格はすべて税込


