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世界中からインバウンダーが集う街、銀座エリアに新たな商業施設が今秋誕生する。「HULIC SQUARE TOKYO(ヒューリックスクエア東京)」という名のこの施設は、「大人の街に、かつてない上質を。」をテーマに集まった5店舗に、「ザ・ゲートホテル東京 by HULIC」を併設した複合施設。東京メトロ銀座駅と日比谷駅に直結しており、JR・東京メトロ有楽町駅からも徒歩3分と、利便性は抜群だ。
館内の店舗は10月より順次オープンの予定で、5店舗中3店舗が飲食店となっている。今回は、発表されたばかりの各店舗の注目ポイントをご紹介しよう。
B1:あのキッコーマンが手がけるライブ型レストラン(11月1日オープン)
国内外で活躍するシェフ・料理人が開発した料理を、実演やトークによる“料理ライブ”とともに楽しむレストラン「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO(キッコーマンライブキッチントーキョー)」。
名前のとおり、しょうゆでおなじみのキッコーマンが手がける同店では、毎月異なるジャンルのシェフや料理人2~3人がコラボし、新たな料理の開発に挑戦。“融合”をテーマにしたコース料理を月替わりで提供する。
さらに、食材には全国各地の特産品を月替わりで使用。和食を軸にして、フレンチやイタリアン、中国料理などを組み合わせた料理が、“食文化の国際交流”を体感させてくれるだろう。
特設の“キッチンステージ”で行なわれる料理ライブでは、シェフや料理人の手さばきが披露される。調理の工夫などの説明も行われるので、プロならではの美味しさの秘密を探りに行ってみてはいかが?
3F:老舗旅館のホスピタリティーと加賀料理の伝統の味(10月オープン)
江戸時代、石川県山中温泉で創業した老舗旅館を始まりとする「大志満(おおしま)」ブランドの新店「大志満 椿壽(おおしま ちんじゅ)」。
加賀料理の伝統の味を守りながら、現代の新しい感性を織り交ぜた料理を提供する。ランチは彩り豊かなお弁当や、季節のおすすめ食材をふんだんに取り入れた御膳と懐石コースなど。ディナーは、素材の持ち味を活かし、目でも舌でも楽しめる加賀懐石コースを用意。
各コースにて、加賀の郷土料理「治部煮」を椀物に仕立てた「治部椀」が登場する。合鴨肉とすだれ麩、季節の野菜などをとろみのある出汁で絡めた一品だ。
さらに、鉄板焼きを提供するカウンター席もあり、こちらでは能登牛をはじめとする和牛や海鮮のコース料理が楽しめる。ハレの日などの集まりや、会食など大切な席に重宝しそうだ。
3F:銀座で歴史を重ねてきた正統派イタリアンが、新たなスタートを切る(10月29日オープン)
銀座で36年の歴史を持つイタリアンレストラン「SABATINI DI FIRENZE(サバティーニ ディ フィレンツェ)」の東京旗艦店が移転オープン。
正統派トスカーナ料理を提供してきた同店の総料理長を務めるのは、創業時から腕を振るってきたバルディ・ヴィルジオ氏。新店舗ではこれまで以上に厳選した上質素材を使用する。さらに、フィレンツェ本店から来日し、同じく創業時から在籍しているプリモ・トンバ氏が、メートル・ドテルとしてクラシックサービスでおもてなしをしてくれる。
このほかにも、併設する「ザ・ゲートホテル東京 by HULIC」内には、西洋料理をベースにしたオールデイダイニングや、個室の鉄板焼きレストランがオープン。新規オープンが続く銀座エリアから、ますます目が離せなくなりそうだ。
■ヒューリックスクエア東京
東京都千代田区有楽町2-2-3
WEBサイト:https://www.hulic-square.jp/tokyo/